関東週間 まだまだ続く危険な暑さ 内陸40℃迫る 7月少雨の関東 ダムの状況は
猛暑収まる気配なし
日中は長時間の屋外行動をなるべく控えるほか、室内では就寝時を含めて冷房を使用するなど、念入りな暑さ対策が欠かせません。
なお、前橋や宇都宮は傘マークがついていますが、午後は北部を中心に、所々で夕立がありそうです。湿った空気や気温の上昇で積乱雲が発達する所があるため、天気の急な変化にも注意して下さい。
今月ほとんど降水なし
しばらく高気圧に覆われやすく、まとまった雨は少なくともこの先1週間は予想されていません。
今月の東京都心などは感覚的に雨の日が少ない印象ですが、降水量データをみても、東京都心は平年の20%くらいにとどまっています。実際に今月上旬以来、雨がほぼ降っていません。関東のほかの地点でも、平年の2割~4割程度の所が多くなっています。
梅雨の間に梅雨前線の影響を受けにくかったことや、太平洋高気圧に覆われやすいことが、雨の日が少なくなっている原因といえそうです。
貯水量は9割前後
また、東京都の水源の2割を担う多摩川水系ダムは85%(28日現在)、神奈川県をカバーする相模川・酒匂川水系ダムは約90%(29日現在)で、直近で水不足になることはなさそうです。
ただ、各河川上流部の降水量は、直近30日だと平年の約半分程度に留まっている所が多くなっています。現在の貯水量は6月までの雨の貯蓄とも言えます。
今後もまとまった雨が降らない可能性があるので、水は大切に使った方がよさそうです。