関東はランチタイムも傘が必要 雨はいつまで? 雨がやんでからも土砂災害に警戒を
2023年06月09日11:17
関東 南部を中心に活発な雨雲
降り始め(8日午後6時)からきょう(9日)10時までの降水量は、神奈川県箱根町で140.0ミリ、山北町の丹沢湖で89.5ミリ、小田原市で83.0ミリなどとなっています。
しばらくは土砂災害に注意・警戒を
土砂災害の危険度をみると、神奈川県の三浦半島、茨城県と千葉県のそれぞれ一部で「注意」が必要なレベルとなっています。午前11時現在、神奈川県の三浦半島には「大雨警報」が発表されています。昼過ぎまでは土砂災害に警戒してください。
土砂災害は雨のピークが過ぎてからも、地中に水分が溜まっているために危険が続きます。さらに、先週末(2日~3日にかけて)の記録的な大雨の影響で、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域があります。引き続き、注意・警戒をしてください。
雨は昼過ぎまで ランチタイムも傘が必要
雨がやんでからも、曇り空の所がほとんどですが、内陸では晴れ間の戻る所もあるでしょう。
また、午後は25℃以上の夏日となる所が多く、湿度が高いため、蒸し暑く感じられそうです。
土砂災害の前兆 こんな時は要注意
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。