花粉情報 2日は東京で「非常に多い」 多摩ではすでに全体の25パーセントが飛散か
2日 太平洋側で多く飛ぶ 東京は「非常に多い」
明後日3日(日)と4日(月)も東京から福岡にかけて花粉は大量に飛ぶでしょう。万全の対策が必要となりそうです。仙台でも4日(月)は「やや多い」予想です。
5日(火)、6日(水)は前線や低気圧の影響で東日本や西日本は雨で、花粉の飛散はいくらか抑えられますが、7日(木)は東京から福岡にかけて「非常に多い」または「多い」予想です。
多摩地区ではすでに全体の25%が飛散か
同日までの飛散数を比較すると、今年はかなりハイペースで飛散しています。2023年が約9800個/㎠、2022年が約380個/㎠、2021年が約8900個/㎠、2020年が約8800個/㎠です。
今年は花粉が飛び始めるのが早く、この時期としてはここ5年間で最も多く飛散しています。それでも予想される総量の4分の1しか飛んでおらず、花粉シーズンはまだまだ続くことになります。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。