明日20日も天気の急変注意 近畿などの梅雨明けは? 来週は熱帯低気圧の動きに注意
明日20日(土) 大気の状態不安定 天気の急変に注意
お出かけの際や、屋外でのレジャー、スポーツの場合など、発達した積乱雲か近づく兆しのある場合には、建物の中に避難して安全を確保するようにしてください。
東北は大雨のおそれ 梅雨明けの予想は?
明日20日午後6時までの24時間に予想される雨の量は多い所で、
東北日本海側で100ミリ、
東北太平洋側で80ミリ となっています。
その後も、東北の日本海側では断続的に雨が降り、22日(月)ごろにかけて、さらに雨の量が多くなる可能性があります。
22日(月)以降、梅雨前線はさらに北上する予想で、東日本や西日本、さらに東北南部でも晴れる日が多くなりそうです。
日本気象協会が今日発表した最新の梅雨明け予想では、22日(月)以降、九州北部、中国地方、近畿、北陸、東北南部と次々と梅雨明けを迎えそうです。東北北部は、しばらく前線の影響を受ける日があるとみられ、梅雨明けは8月2日ごろの予想です。梅雨のない北海道も、曇りや雨の日が多いでしょう。
週末以降、東日本と西日本、東北では猛烈な暑さが続きます。名古屋の最高気温は22日(月)から連日38℃の予想です。また、中国地方と九州北部には「高温に関する気象情報」が発表されています。こまめに水分や休憩をとり、ためらわずにエアコンを使用するなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
来週は台風の卵(熱帯低気圧)の動きに注意
今後発達して、日本に影響を及ぼす可能性もあります。23日(火)から24日(水)ごろにかけて南西諸島の海上では大しけとなるおそれがあります。来週は、熱帯低気圧の動きにも注意が必要です。
天気急変のサイン
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
局地的な大雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、局地的な大雨のサインの一つです。
②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、局地的な大雨のサインの一つです。
③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、局地的な大雨の可能性がありますので、ご注意ください。