新たに「台風のたまご」発生へ エルニーニョ現象発生時の特徴は 大雨災害への備えを
今年冬にかけてエルニーニョ現象が続く
エルニーニョ現象は台風にも影響をもたらすといわれています。エルニーニョ現象発生時は台風の発生場所が通常よりも東よりにずれる傾向があり、台風が日本へ接近する際は、暖かい海上を進む距離が通常時より長くなるため、発達した状態で接近しやすくなります。
南の海上では新たに「台風のたまご」発生へ
フィリピンの西、南シナ海では、明日11日午後9時までに新たに熱帯低気圧(台風のたまご)が発生する予想です。現時点では、この熱帯低気圧が日本付近に直接影響を及ぼすことはない見込みですが、この先も本州付近には秋雨前線が停滞し、東日本や西日本ではくもりや雨の日が多い見通しです。
これまでの大雨で、すでに地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。崖や急な斜面の近くには近づかないようにしてください。
台風シーズン続く 大雨への備えを万全に
2015年9月には、台風18号や、台風から変わった低気圧に暖かく湿った空気が流れ込んだことにより「平成27年9月関東・東北豪雨」が発生しました。関東や東北で記録的な大雨となり、茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊して甚大な被害が出ました。
9月から10月にかけても、台風が接近・上陸し、大雨災害をもたらすことがありますので、普段から雨どいや側溝の掃除をして水はけをよくしておいたり、土のうを準備したりして、大雨への備えを進めておいてください。また、ハザードマップで近くの避難所や避難経路を確認し、いざというときのために非常用の水や食料も用意しておいてください。

