雨の時期なのに全国的に降水量は平年以下 雨が全く降っていない所も
10日間で雨が全く降っていない所も
ただ、梅雨に入っているの?と疑問に思う方がいるくらい多くの所で雨の量が平年に比べ少なくなっています。一番上の図はここ10日間(6月12日~21日)の降水量の合計を平年と比べたものになります。北海道から九州、沖縄にかけての広い範囲で平年より少ないことが分かります。特に東北の太平洋側や山陽、沖縄で平年比10%未満の茶色になっています。
詳しく10日間の降水量(平年比)をみると、青森県八戸市0.5ミリ(1%)、岩手県久慈市0.0ミリ(0%)、東京16.0ミリ(25%)、岡山市3.0ミリ(5%)、広島県福山市4.5ミリ(7%)、沖縄県南大東島0.0ミリ(0%)などとなっています。
今週は雨の日が多く、警報級の大雨にも警戒
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすく、発達した雨雲や雷雲がかかる所もあるでしょう。雨が少ない地域も、今週は大雨に注意が必要です。地域によっては警報級の大雨になる可能性もあるため、最新の情報を確認し、大雨が予想される場合は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに警戒してください。