台風9号が先島諸島に最接近 今日11日中は暴風高波に厳重警戒 線状降水帯にも警戒
台風9号は朝に先島諸島に最接近
少なくとも今日11日(土)いっぱいは暴風・高波・高潮に厳重に警戒してください。また、宮古島地方と八重山地方では、夕方まで線状降水帯が発生する可能性があるため、大雨災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫にも警戒してください。
最大瞬間風速40メートルの暴風を観測
また、台風本体や台風周辺の活発な雨雲が先島諸島や沖縄本島地方にかかり続けています。大気の状態も非常に不安定で、竜巻などの激しい突風が吹く恐れもあります。台風が接近している影響で気圧が下がり、高潮の危険度も高まっています。「レベル4高潮危険警報」が沖縄県南城市、宮古島市、石垣市、多良間村、竹富町(11日午前5時30分現在)に発表されています。
【予想される風・波・雨・潮位】
11日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方 南東の風 25メートル (35メートル)
大東島地方 南東の風 17メートル (30メートル)
宮古島地方 東のち南東の風 40メートル (60メートル)
八重山地方 北のち南西の風 40メートル (60メートル)
11日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 12メートル うねりを伴う
大東島地方 8メートル うねりを伴う
宮古島地方 13メートル うねりを伴う
八重山地方 13メートル うねりを伴う
12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で
沖縄本島地方 120ミリ
宮古島地方 250ミリ
八重山地方 250ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増える恐れがあります。
11日に予想される最高潮位
沖縄本島地方 標高 2.4メートル
宮古島地方 標高 2.5メートル
八重山地方 標高 2.2メートル
線状降水帯の発生の可能性も
線状降水帯とは、発達した雨雲が線状にどんどん発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアのことです。同じような場所で顕著な大雨が続くことから、甚大な災害が発生する恐れがあります。
線状降水帯が発生するしくみ(メカニズム)の代表的なものに「バックビルディング現象」があります。これは、風上で次々と発生した雨雲が、発達しながら風に乗って同じような場所に流れ込み、線状の強雨域が形成されるものです。
※発生メカニズムに未解明な点も多く、全ての線状降水帯が同じようなメカニズムになるとは限りません。

