25日と26日 全国約7割でマイナス4℃以下の予想 水道凍結に要注意 対策は
2023年01月23日16:09
寒気のレベルは十年に一度か
例えば、関東(館野)上空1500メートル付近に流れ込む寒気はマイナス15℃台の予想ですが、同地点で過去にマイナス15℃以下を観測したことは1度もありません(これまで最も低くてマイナス14.0℃)。このような強烈な寒気の影響で、日本海側だけでなく、太平洋側でも大雪が予想されているほか、夜間から早朝にかけての強い冷え込みにも注意が必要です。
普段、冷え込みがそれほど強くない所も注意
東京都心や名古屋、福岡などは予想最低気温が低くてもマイナス3℃予想ですが、油断はできません。水道管が屋外にある場合は、建物の北側で日が当たらない場所だったり、強い風が吹きやすい場所だったり、むき出しになっていたりすると、気温が氷点下4℃以下まで下がらなくても、水道が凍結しやすくなります。tenki.jpの水道凍結指数も参考になさってください。
水道凍結を防ぐために 事前の対策は?
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。水抜栓はいろいろな種類がありますので、あらかじめ使用方法を確認しておき、水抜栓の場所もチェックしておくと、水を抜く作業がスムーズです。
屋外で、むき出しになっている水道管やメーターを、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。
それでも、もし、水道が凍結してしまった場合、凍結させたままにしておくと、水道管の破裂につながることもありますし、解氷のために、蛇口などに、直接、お湯をかけたりするのも危険で、禁物です。必ず、お住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。