来週にかけても厳しい残暑 西日本を中心に猛暑日に 台風シーズンも続く 動向注意
2024年09月07日18:00
厳しい残暑に 久しぶりの猛暑日も
来週にかけて西日本を中心に猛暑日が続く
なお、10日(火)や11日(水)頃は太平洋高気圧が勢力を強めるため、いったん厳しい暑さが落ち着く関東も、再び猛暑日となる所があるでしょう。日の入りが早まり、朝晩は幾分しのぎやすい日が増えてきますが、日中は夏の暑さです。また、朝晩と日中との気温差が大きくなってくる頃でもあります。9月といえど、熱中症対策はしっかり行いましょう。
熱中症の症状とは?
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。
暑さだけでなく台風の動向も注意 台風シーズン続く
台風の平年の発生数を見ますと、9月は5.0個と、8月に次いで多くなっています。発生した台風が全て日本に接近または上陸するわけではありませんが、現在、南の海上は風の流れなどから台風や熱帯低気圧が発生しやすい状態で、今後の動向に注意が必要です。油断せず、定期的に台風情報や気象情報を確認するとよいでしょう。
なお、7日(土)15時現在、台風11号はベトナム付近を東進中で日本から遠く離れており、日本の東を北上していた台風12号はすでに温帯低気圧に変わりました。ここ数日は台風の影響を受けることはありませんが、日本の南には低圧部(気圧の低い部分)があって西よりに進んでおり、沖縄付近へ近づく予想です。今のところ台風まで発達することはないものの、沖縄では週明けにかけて雨が降りやすく、激しい雨の降る所があるでしょう。