台風の後は急な暑さに注意 今日5日は九州や中国、四国で35℃以上 昨日と気温差大
台風15号は和歌山県北部に再上陸 雨のやんだ九州などで気温上昇中
発達した雨雲は台風の東側に広がっているため、九州や中国、四国は雨の止んでいる所が多くなっています。すでに日差しの届いている所を中心に気温が上昇しており、午前11時までの最高気温は、宮崎県西都市34.1℃、鹿児島市34.0℃、高知市33.8℃などとなっています。
大雨のち猛暑に注意
近畿や東海、関東、北陸は30℃前後の予想で、猛暑日になる所はほとんどないでしょう。ただ、湿気がたっぷりで、かなりの蒸し暑さです。風通しをよくしてお過ごしください。
東北は昨日より5℃前後低く、30℃に届かない所が多いでしょう。
晴れる北海道は27℃前後と、真夏並みの予想です。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
