今日18日の東海は体温並みの危険な暑さ 今年初の熱中症警戒アラート 週間見通し
体温並みの危険な暑さの所も

今日は、愛知県と三重県に今年初の熱中症警戒アラートが発表されました。海風が入る沿岸部を中心に、警戒アラート発表基準の暑さ指数33が予想されています。熱中症予防のための行動をとりましょう。
行動前のプレクーリングで熱中症予防
1つは、体の内部から冷やす方法です。冷たい物を飲むことで、体の内部から冷やすことができますが、おすすめは「アイススラリー」です。スポーツ飲料と、凍らせたスポーツ飲料を、ミキサーでかき混ぜて作ります。微細な氷と液体が混ざっているので、液体だけを飲む時に比べて、冷たさがゆっくりと体の内部に浸透します。水分だけでなく、塩分や栄養素も補給できますが、一度に大量に飲むと胃に負担をかけるので、少しずつ飲みましょう。1回に100グラム程度、数回に分けて飲むのがよいとされています。
もう1つは、体の外部から冷やす方法です。保冷剤などが体に接触するように作られたクールベストや、ファンのついた上着を着るのもおすすめです。また、水の入った器に手や足を入れて、10分程度、冷やすだけでもプレクーリングできますが、水温は10~15℃が効果的で、温度が低すぎると血管が収縮してしまい、逆効果になります。他にも、休憩時間に椅子に座り、手足を水につけながら、スプレーで全身に水をかけて扇風機で風を送ると、効果的です。
プレクーリングは、いくつかの方法を組み合わせて実施すると、より効果的です。暑い中での作業でも、できるだけ熱中症を防ぎましょう。
極端な暑さはいつまで? 週間の見通し
22日(日)以降は、曇りや雨の日が多くなる予想です。ただ、雨は降っても一時的で長く続くものではなさそうです。晴れ間が出る日が多く、蒸し暑い日が多くなりそうです。しばらくは梅雨の大雨よりも、熱中症に注意が必要な日が続く見込みです。夜間も気温は下がりづらく、寝苦しい日もありそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。