東北に活発な雨雲 午後も局地的大雨に警戒 16日・17日は台風7号で大荒れか
2024年08月14日12:56
仙台市街地で土砂降りの雨 午後も局地的な大雨に警戒
[雨の予想]
14日に予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 50ミリ
東北太平洋側 50ミリ
14日午前6時から15日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 80ミリ
東北太平洋側 80ミリ
天気急変の前兆とは
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。
台風7号 16日・17日は太平洋側中心に大荒れの恐れ
まだ予報には幅がありますが、予報円の西側を通るほど、東北でも太平洋側を中心に大荒れとなる恐れがあります。先日、岩手県を中心に大雨をもたらした台風5号よりも発達する予想で、接近前から影響が出始めるでしょう。太平洋側の海は明日15日(木)からうねりを伴い、波が2.5メートルと高くなる予想です。雨も16日(金)から強まり始め、台風に近い福島県を中心に大雨の恐れがあります。
ハザードマップや備蓄品の確認など、台風への備えはあすまでに行ってください。また、お盆のUターン時期の交通機関にも大きな影響が出る可能性があります。今後も最新の情報をこまめにご確認ください。