大人数でオンライン人狼をするときは、『占い師』『狩人(騎士)』『霊能者』といった村側の役職を入れると、ゲームに厚みがでます。とはいえ初めてこれらの役職を引くと、どう立ち回ればいいのかわかりませんよね。人狼歴3年半、これまでに1,000ゲーム以上人狼をしてきた筆者が、占い師・狩人(騎士)・霊能者の立ち回りのコツをご紹介します!
村側陣営『占い師』『狩人(騎士)』『霊能者』について知ろう
前回の【オンライン人狼シリーズその1】では、村人の立ち回り方について焦点を当てて説明させていただきました!
今回は、同じ村人陣営である、『占い師』『狩人(騎士)』『霊能者』について解説します。基本的にはオンライン人狼も通常の対面人狼も役職ごとの立ち回りは同じです! ぜひ参考にしてくださいね。
人狼歴3年半、これまでに1,000ゲーム以上人狼をしてきた筆者が、オンライン人狼はもちろん、対面人狼にも活用できる役職別の立ち回り方をアドバイスしていきます!
オンライン人狼のやり方が気になる方はまずこちらの記事をチェック!
アニメ『ゆるキャン△』の人狼カードもあります!
【占い師の立ち回り方】オンライン人狼で『占い師』を引いた時に気をつけること
占い師・・・夜時間に指定した1人が人間か人狼か知ることができる
オンライン人狼での占い師は、夜時間に指定した1人が人間か人狼かを知ることができるという能力をもった役職です。人狼はどれだけ村から「人間っぽい」と思われていても、占い師から「人狼」と言われると反論ができません。
そのため、村側からはとても頼りになる役職である一方、人狼側としては早期に退場してほしい役職です。村は占い師の能力をいかに活かすか、人狼は占い師の能力をいかに殺すかが勝負の肝となります。
占い師の能力は、人狼ゲームの勝敗を左右するとても重要なものなのです。
占い師は村のエース!
強力な能力をもつ占い師は、村陣営のエースと言える存在。そのため、占い師を引いたら、村を引っ張るつもりで戦いましょう。
人狼ゲームに慣れていない内は、早めに占い師であることをカミングアウトするのがおすすめ。配役によっては初日の議論時間に占い師だとカミングアウトしない選択肢もありますが、早めにカミングアウトして狩人に自分を護衛してもらうことで、多くの占い結果を村に残せます。
村から本物の占い師だと思われればかなり有利
ただし、強力な占い師に対して、人狼陣営もさまざまな対策を講じてきます。
例えば、狂人や人狼が占い師を騙(かた)ったり※、早期に占い師を襲撃してくるなどして、占い師の能力を無効化しようとしてくるでしょう。
占い師は自分が真の占い師であることを村に伝え、その上で、他の自称占い師は偽物だと訴えなければなりません。そのために村のためになる発言や推理をして、村から「この人こそが真の占い師」であると思われましょう。
本物の占い師が信じられている状況になれば、村は勝利にかなり近づきます。狂人や人狼による嘘のカミングアウトに負けず、占い師としての役割を全うしましょう。
※騙る(かたる)=嘘をつくこと。ここでは、狂人や人狼が「自分が占い師である」という嘘をつくこと。
【狩人(騎士)の立ち回り方】オンライン人狼で『狩人(騎士)』を引いた時に気をつけること
狩人(騎士)・・・夜時間に指定した1人を人狼の襲撃から守ることができる
オンライン人狼での狩人(騎士)は、夜時間に指定した1人を人狼の襲撃から守ることができるという能力をもった役職です。狩人(騎士)の能力は人狼の襲撃を防ぐ唯一の手段なので、護衛が成功すれば村が一気に有利になります。
狩人は、占い師や霊能者と違い、ゲーム開始後すぐに能力をカミングアウトすることはまずありません。なぜなら、狩人(騎士)は自分自身を護衛することができないからです。このセオリーを覚えておきましょう。
狩人(騎士)は立ち回り方が非常に重要な役職ですが、護衛成功が起きたときの達成感がたまらない役職ですよ。
護衛先は村の重要役職(占い師や霊能者)を優先しよう!
狩人(騎士)を初めて引くと、誰を護衛すればいいか迷いますよね。そんなときは村の重要役職である占い師や霊能者を護衛しましょう。
占い師や霊能者の能力は非常に重要で、長生きできればその分村が勝利に近づきます。人狼も占い師や霊能者を優先して襲撃してくるので、護衛が成功する可能性も高いんです。
処刑されない・襲撃されない立ち回りがベスト
狩人(騎士)は、人狼や村人にまぎれながら、議論に参加して生き残らなければなりません。また狩人自身が襲撃されずに生き残ることで、村の勝率を上げることができます。
そのため、村からは処刑されない程度に程よく疑われ、人狼からも襲撃されない、という絶妙な塩梅で立ち回るのがベストです。ただしこの立ち回り方は初心者には非常に難しいので、まずは処刑されないことを第一に立ち回りましょう。
もし処刑されそうになった場合は、狩人(騎士)であることをカミングアウトしましょう。カミングアウトすることにより、狩人自身は襲撃されてしまいますが、処刑されてしまうよりはかなりマシです。
狩人が襲撃されることで占い師や霊能者の命が1日伸びるので、後は村に勝利をたくしましょう。
【霊能者の立ち回り方】オンライン人狼で『霊能者』を引いた時に気をつけること
霊能者・・・その日に処刑された人が人間だったか人狼だったかわかる
オンライン人狼での霊能者は、その日に処刑された人が人間だったか人狼だったかわかるという能力をもった役職です。
霊能者は本物しか名乗り出ずに確定するか、狂人か人狼が霊能者を騙るかによって立ち回り方が大きく異なります。
状況によっては、せっかく霊能者を引いたのに、素直に処刑されなければならない役職。人によって好き嫌いがわかれる役職でもありますが、とてもやりがいのある役職でもありますよ。
本物しか名乗り出ず霊能者が確定した場合は村の進行役になろう
死者の正体がわかる霊能者の能力は、生きている人の正体がわかる占い師に比べると若干弱いです。そのため人狼や狂人は占い師を騙り、霊能者は確定させるというケースもよくあります。
霊能者があなた1人で確定したときには、村の進行役として議論を進めましょう。例えばある人が話しすぎていて他の人が話せていないと感じたら、他の人に話を振れると良いでしょう。
議論の収拾がつかなくなると、人狼陣営が有利になってしまいます。そうならないためにも議論の方向性を示し村を導くのが、確定した霊能者の仕事です。
霊能者が複数出た場合:『霊能ローラー』がおすすめ!
人狼や狂人が霊能者を騙ったことで霊能者が複数人出た場合、『霊能ローラー』という戦術がおすすめです。『霊能ローラー』とは、霊能者の真偽に関係なく、両方をローラーをかけるように順に処刑してしまうことです。
霊能ローラーのメリットは、
- 人狼陣営を確実に処刑できる
- 占い師・狩人を処刑しなくてよい
- 議論時間を霊能者以外の話に使える
一方、霊能ローラーのデメリットは
- 本物の霊能者も処刑してしまう
という点が挙げられます。
『霊能ローラー』という戦術は人狼好きの中でも度々議論に上がる話題ですが、筆者は霊能ローラーは有効な戦術だと考えています。
「せっかく霊能者を引いたのに、霊能ローラーで処刑されたからつまらない。」その気持ちも痛いほどわかるのですが、村が勝利するためであれば受け入れましょう。
最悪なのは、霊能ローラーなのに霊能者が議論時間を使ってしまい、残された村人が話せないこと。議論時間を有効に使うというメリットを消してしまうので、霊能ローラーを受け入れるメリットも頭に入れておきましょう。
占い師・狩人(騎士)・霊能者はオンライン人狼の花形! 村を勝利に導く立ち回りを意識しよう
『占い師』『狩人(騎士)』『霊能者』などの役職を引くと、自分の力で村を勝利に導くことができます。そのためこれらの役職を引いたときは、村を勝利に導く立ち回りを意識しましょう。
村の勝率が大きく変わる、花形の役職。楽しんでプレイしてみてくださいね!
▼村人の立ち回りについて知りたい方はこちらの記事をチェック!