串揚げ屋さんに行くと、木串に刺した好きな肉や野菜を選んで、自分の席で美味しく揚げることができます。この楽しさを、キャンプ場や自分の家で体験できないかなあと思い、自宅のアウトドアグッズを使って串揚げ屋さん体験に挑戦しました。
キャンプde串揚げポイント1)揚げ物にはやはりダッチオーブン、厚底の鉄鍋は油の保温効果、そして何よりどっしりとした抜群の安定感。
我が家のダッチオーブンは2種類、いずれもユニフレーム製で10インチと6インチの2種類を使い分けています。ユニフレームのダッチオーブンの魅力は、安心の国産品で、持ち手が上でクロスするので安心して持ち運べること、そして黒皮鉄の素材でできているため錆びにくくて洗剤を使って洗うことができることです。
現在は10インチサイズが主流。私が6インチのユニフレームダッチオーブンを購入しようとした数年前はメーカーが生産を中止していたようで、通販で見かけることもなく、価格も高騰。どうしても欲しかったのでオークションで買ってしまいました。(結果10インチサイズと同じくらいの価格で落札。)
▼ユニフレーム製ダッチオーブン、初心者はまずは10インチサイズをそろえましょう。
▼ユニフレーム製ダッチオーブン、あった!6インチサイズ。ソロキャンプや家庭での1品料理に、こちらもかなり便利です。
<串揚げの材料はこれ>
- ミニトマト
- ウインナー
- ベーコンアスパラ
- ウズラ卵
- カボチャ
- 大葉とホタテ
- 砂肝 等々
材料はいたってスタンダード、串揚げ屋さんでリサーチし、美味しかったものを一通りそろえてみました。いろいろ用意してみて肝心の串カツが無いことに気づきましたが、これだけ種類があるのでこれはまた次に機会にということで。
キャンプde串揚げポイント2)たった1本の針金が、家庭の台所で串揚げ調理のステージを作り上げた!
用意したのは長さ40センチほどの針金、ちょっと固めてグニャグニャと曲がるものがいいです。串揚げ屋さんで見かけた、揚げているときに串を立てかけておくスタンドを作ってみました。
作るといっても波打つような形に曲げるだけです。今回使ったのは6インチのダッチオーブン、オーブンの直径に合わせて波の幅や間隔を調整しました。
出来上がった針金をダッチオーブンにセットし、いざ調理。十分に油を熱して、順番に串を立てかけていきます。このメリットは串の持ち手(柄の部分)を油の中に沈ませないようにするため。高温で串が焼けてしまったり、油でベトベトになってしまっては、せっかくの串揚げも食が進みません。
そして、6インチのダッチオーブンを使うことにもメリットがあります。厚底で容積が小さい鉄鍋は少量の油量で串揚げを調理できる格好のアイテム。串を立てて揚げるにはこのサイズがぴったりなのです。
しっかり揚げてあれば味は文句なし。お店屋さんの雰囲気まで味わえます。
調味料はネタによって塩だけ、マヨネーズ、ソースなど自分の好みを付ければオッケー、
ちなみにおすすめソースは、いろいろ試しましたが「なにわ名物串カツソース」がしっくりきます。「二度漬け禁止」と書かれている理由は・・・買ってみてのお楽しみ!
キャンプde串揚げポイント3)調理が終わった後の油の始末もお忘れなく。揚げ物で大量の油を使った後は、やっぱり固めてポイがいちばんおすすめ。
おなかいっぱい串揚げをいただいた後は面倒な片付け。揚げ物をしたことがない人はあまりご存じないかもしれませんが、最近は便利な油の凝固剤があるようですね。
調理が終わった後に凝固剤を溶かしておくだけ、冷めたころにはしっかりと固まっています。特にアウトドアで揚げ物をする場合はこういうアイテムが必需品となりますね。
▼固めるテンプルは本当によく固まる!環境にも優しい油の凝固剤です