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【初心者必見】予算3万円で揃える車中泊グッズ! 格安で集まるアイテムを厳選

日に日に人気が高まっている車中泊。まだ車中泊を体験したことない人でも、気になっている人は多いのではないでしょうか。ただ、車中泊をするにはそれなりの準備も必要です。そこで今回は、車中泊キャンパーである筆者が予算を3万円に設定し、車中泊に最低限必要なグッズを厳選してご紹介。夏の暑さ対策・冬の寒さ対策も含めて、3万円以内に収めました!

予算3万円で揃える車中泊グッズ【基本編】 筆者が厳選したおすすめ車中泊アイテム4選

まずは、予算3万円で揃える車中泊グッズの基本編をご紹介。

ここでご紹介するグッズは、以下のマットレス・寝袋・LEDランタン・サンシェードの4種類です。

基本編項目メーカー名『グッズ名』 価格(税込)
キャンプ用マットサーマレスト『Zライトソル』6,820円
寝袋ロゴス『丸洗いスランバーシュラフ・0』6,930円
LEDランタンコールマン『ハンギングEライト』2,480円
サンシェード100均のアルミ保温シート
吸盤
(必要に応じて)ハトメ、ハトメパンチ
必要数により変動
※価格は2021年9月現在の公式WEBサイト価格を参考に記載

サンシェードについては、予算削減のために、100均の材料を使用して手作りする想定としています。

予算3万円で揃える車中泊グッズ基本編【1】マットはキャンプ用のクローズドセルタイプが◎

予算3万円で揃える車中泊グッズ、基本編の1つ目はキャンプ用マット。

予算を抑えたい場合はクローズドセルタイプのマットがおすすめです。

クローズドセルタイプのマットは、ほかのマットと比べ、価格が安く抑えられていることが多いからです。

また、収納時は折りたたみ、使用時は広げるだけといった使い勝手の良さも、クローズドセルタイプのマットの魅力。低予算で、これから車中泊を始める人にとっては、ピッタリのマットと言えるでしょう。

クローズドセルタイプのマットのなかでも、サーマレストの『Zライトソル』がおすすめ。

Zライトソルの表面にはアルミが蒸着されています。そのため、わずか2cmの厚さでR値は2.0と、3シーズン使える値となっています。

1万円以下でこのクオリティは、さすがサーマレストの一言ですね。

▼サーマレストのマットレビュー記事はこちら!

予算3万円で揃える車中泊グッズ基本編【2】寝袋は3シーズン用が低価格で手に入る

予算3万円で揃える車中泊グッズ、基本編の2つ目は寝袋です。

寝袋は、厳冬期用は高価格となりやすいです。低価格で手に入れる場合は3シーズン用を購入しましょう。

3シーズン用の寝袋の特徴として、快適温度域(メーカーによっては適正温度域など、表記が異なる)が0℃以上のものが多いです。

快適温度域とは、「一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が低い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることなく睡眠できるとされる温度」と定義されています。そのため、3シーズン用の寝袋でも着衣を工夫すれば、冬の車中泊を比較的快適に過ごせます。

3シーズン用の寝袋では、ロゴスの『丸洗いスランバーシュラフ・0』がおすすめ。

丸洗いスランバーシュラフ・0はその名の通り、大型の洗濯機で丸洗いできるので、清潔を保ちやすい寝袋です。また、定価でも6,930円(税込)で適正温度は0℃までと、コストパフォーマンスが高いのも魅力。

サイズは80cm×190cmなので、大柄の人でも使いやすく、多くの人が満足できる寝袋と言えるでしょう。

予算3万円で揃える車中泊グッズ基本編【3】LEDランタンはコールマンがおすすめ!

予算3万円で揃える車中泊グッズ、基本編の3つ目はLEDランタン。意外と忘れがちですが、LEDランタンは車中泊の必須アイテムです。

車内灯をつけっぱなしにしておくと、バッテリーが上がってしまい、翌朝にはエンジンがかからなくなってしまう可能性が。そのため、夜に車内で過ごす時間のために、LEDランタンを用意しておきましょう。

LEDランタンでおすすめなのは、コールマンのLEDランタンです。コールマンからは、低価格な上に高性能のLEDランタンが数多く発売されています。

特に、筆者が車中泊におすすめしたいコールマンのLEDランタンは、『ハンギングEライト』です。

ハンギングEライトの灯りは、High(250ルーメン)・Middle(100ルーメン)・Low(30ルーメン)の3段階に調整が可能。連続使用時間は、Highでは10時間、Lowでは40時間と、連泊の車中泊でも安心です。

ぶら下げ式のLEDランタンなので、車内のフックにぶら下げれば、車内全体を照らしてくれます。

価格も定価で2,480円(税込)とお手頃で、使い勝手が良いLEDランタンなので、1つ持っておいて損はないアイテムですよ。

予算3万円で揃える車中泊グッズ基本編【4】サンシェードは手作りで予算削減!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

予算3万円で揃える車中泊グッズ、基本編の4つ目はサンシェード。車中泊では、すべての窓にサンシェードを取り付け、外部から車内を見えないようにする必要があります。

カー用品店でよく見かけるサンシェードは、フロントガラス用であることが多いです。また、車種専用ではないため、自身の車のフロントガラスにフィットしない可能性も。

一方、車種専用のサンシェードは、サイズがピッタリで、性能が高いものが多いです。その分、価格が高くなる傾向にあるため、予算を低く抑えたい人には向きません。

そのため、予算を低く抑えたい人は、サンシェードを手作りしましょう!

サンシェードの材料は、以下の3つ。100均ですべて揃えることができますよ!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

  • アルミ保温シート
  • 吸盤
  • ビニール袋、または新聞紙

作り方は、以下の4手順です。

画像: 筆者撮影・編集

筆者撮影・編集

  1. ビニール袋か新聞紙で窓の型紙をとる。このとき、窓を少し濡らしておくと、ビニール袋や新聞紙がずれにくく、型紙をとりやすくなる
  2. アルミ保温シートを、型紙より少し大きめに切り取る
  3. 吸盤を通す穴を開ける
  4. 吸盤を通して完成

DIYが苦手な筆者でも、簡単に作れました!

吸盤を通す穴を補強したい場合は、ハトメをつけておきましょう!ハトメは手芸用品店や、ダイソーの大型店などにも売っていますよ。

▼ハトメ12mm

▼ハトメパンチ

▼サンシェードの購入を検討中の方はこちらの記事もチェック!

予算3万円で揃える車中泊グッズ【夏編】 網戸と小型扇風機で暑さをやわらげよう

続いては、予算3万円で揃える車中泊グッズの夏編です。

夏の車中泊は、とにかく暑さとの戦い。低予算で揃えられる、以下の暑さ対策グッズをご紹介します。

夏編項目メーカー名『グッズ名』 価格(税込)
小型サーキュレーターアイリスオーヤマ『PCF-MKM15N』2,728円
車用網戸-1,000円前後
※価格は2021年9月現在の公式WEBサイト価格を参考に記載

予算3万円で揃える車中泊グッズ夏編【1】小型サーキュレーターで空気の流れを作ろう

予算3万円で揃える車中泊グッズ、夏編の1つ目は小型サーキュレーターです。

車中泊では、エンジンをつけっぱなしにするのはマナー違反。そのため、車のエアコン以外で涼をとる必要があります。

そこで重要になるのが、小型のサーキュレーターです。サーキュレーターを使うことで、空気の流れができ、涼しさを感じられます。

小型のサーキュレーターでおすすめなのが、アイリスオーヤマの『PCF-MKM15N』です。小型ながら、風の勢いはバッチリ。車ほどの広さであれば、十分に空気の流れを作ることができます。

また、8畳用で定価2,728円(税込)と、コスパも抜群です。

近年の小型サーキュレーターは、機能が高い上に価格が抑えられているものが多いので、自宅との兼用も可能。

自宅と車中泊で兼用する場合は、サーキュレーターの対応畳数と、車内に置いても邪魔にならないサイズかどうかを確認して選んでみてくださいね。

予算3万円で揃える車中泊グッズ夏編【2】車用網戸で外気も取り入れよう

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

予算3万円で揃える車中泊グッズ、夏編の2つ目は車用網戸です。

小型サーキュレーターを使用することで、空気の流れを作るとお伝えしましたが、窓を開けるとより効果的になります。ただし、窓を開けておくと、虫が入ってきて眠れない可能性が。

そんなときに車用網戸があると、外の空気を取り入れつつ、虫の心配をせずに快適に過ごせます。

車用の網戸は、車種専用で車内から張り付けるもの(サンシェードタイプ)と、ドアにかぶせて使うものの2種類に分けられます。

低予算で揃えるならば、ドアにかぶせて使うものがおすすめ。ドアにかぶせて使う車用網戸であれば、1,000円前後で手に入ります。

サーキュレーターと合わせても5,000円弱で、車中泊の暑さ対策が完成しますよ。

▼夏の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

予算3万円で揃える車中泊グッズ【冬編】 100均のアルミ保温シートがここでも活躍

続いては、予算3万円で揃える車中泊グッズの冬編です。

冬の車中泊は、防寒対策が必須。以下のグッズを活用した、低予算でできる防寒対策をご紹介します。

項目メーカー名『グッズ名』価格(税込)
アルミ保温シートセリア『アルミ保温シート』110円
レイヤリングネックウォーマー、ルームソックスなど2,000円前後
※価格は筆者購入時の価格を参考に記載

予算3万円で揃える車中泊グッズ冬編【1】100均のアルミ保温シートで底冷え対策

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

予算3万円で揃える車中泊グッズ、冬編の1つ目は100均のアルミ保温シートです。

サンシェードを作るときにも登場した100均のアルミ保温シートですが、このアルミ保温シートは、冬の車中泊でも活躍します!

冬の車中泊では、厳しい底冷えが待っています。そのため、キャンプ用マットのみでは、床からの冷気で身体が冷えてしまうことも。

そんなときにアルミ保温シートを床に敷いておけば、底冷えを軽減してくれます!

筆者は現在、冬の車中泊では電気毛布を使用していますが、電気毛布を購入する前は、アルミ保温シートを使っていました。

アルミ保温シートのある・なしでは、底冷えの程度が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

予算3万円で揃える車中泊グッズ冬編【2】服装の工夫で寒さをしのごう

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

車中泊専用グッズではありませんが、冬の車中泊では、服装の工夫である程度の寒さをしのぐことができます。

登山では、「レイヤリング」という概念があります。レイヤリングとは、ウェアの構成を「ベースレイヤー」「ミドルレイヤー」「アウターレイヤー」の3層の重ね着とすること。

車中泊に限らず、レイヤリングを取り入れ、気温や環境(車内装備)に応じて着脱できる服装にすることで、衣服内を快適に保てます。

ベースレイヤー
素早く汗を吸収拡散して肌をドライに保つことと、保温性の確保が目的。
季節により素材を選択しますが、冬場は保温性が高いものを選ぶと良いです。

ミドルレイヤー
登山では行動着と保温着それぞれ考える必要がありますが、車中泊では保温性の確保が目的。
薄手のフリースや長袖のシャツなど、脱ぎ着しやすいものがおすすめです。

アウターレイヤー
登山では雨・風・雪などから体を守ることが目的。
車中泊中は雨・風・雪を考える必要はないので、寒さに弱い人は、インナーダウンなどで保温性を高めるのも良いでしょう。

また、ネックウォーマーや靴下を活用するのもおすすめ。

寝袋の首元から冷気が入ってきたり、夜中にトイレに行ったあとに足先が冷えていたりと、冬の車中泊では寒さを感じる場面が多くあります。そんなときにネックウォーマーや靴下の用意があると快適に眠れますよ。

ただし、フィット感が強い靴下では、しめつけにより血流が滞り、逆に足が冷えてしまう可能性も。冬の車中泊で靴下を着用する場合は、緩めの靴下を用意しましょう。

▼冬の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

3万円以下で車中泊グッズは揃えられる! 100均も活用して年中快適な車中泊を

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

今回は、3万円で揃える車中泊グッズをご紹介しました。今回ご紹介したグッズの値段は、以下の通りです。

【基本編】

項目メーカー名『グッズ名』 価格
キャンプ用マットサーマレスト『Zライトソル』6,820円
寝袋ロゴス『丸洗いスランバーシュラフ・0』6,930円
LEDランタンコールマン『ハンギングEライト』2,480円
サンシェード100均のアルミ保温シート
吸盤
(必要に応じて)ハトメ、ハトメパンチ
必要数により変動
※価格は2021年9月現在の公式サイト価格を参考に記載

【夏編】

項目メーカー名『グッズ名』 価格
小型サーキュレーターアイリスオーヤマ『PCF-MKM15N-W』2,728円
車用網戸-1,000円前後
※価格は2021年9月現在の公式サイト価格を参考に記載

【冬編】

項目メーカー名『グッズ名』価格(税込)
アルミ保温シートセリア『アルミ保温シート』110円
レイヤリングネックウォーマー、ルームソックスなど2,000円前後
※価格は筆者購入時の価格を参考に記載

サンシェードについては、窓の数やハトメの有無により値段が変動するので、価格は人それぞれ。また、服装もレイヤリングにちょうど良い洋服やグッズを持っているかどうかで、値段が変わってきます。

それでも、基本的なグッズだけであれば夏・冬の対策をすべて行っても、3万円を下回る額で、車中泊グッズを揃えられます。

低予算で車中泊を楽しみたいという人は、ぜひ今回の記事を参考に、車中泊に必要なグッズを揃えてみてくださいね!

車中泊デビューに向けてグッズ以外の知識も備えておこう! 編集部おすすめの記事をチェック

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