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毎年完売!パタゴニア殿堂フリース「レトロクラッシックX」の魅力と安く買う方法を紹介

毎年異なるカラーを発売し、欲しい時期には売り切れになるほど人気のパタゴニアのフリース「レトロクラッシクXジャケット」。今回は保温性が高く今からの季節に重宝する!パタゴニアフリークの筆者も愛用するこのジャケットの魅力やデメリットを徹底レビュー。安く買う方法も紹介します。

パタゴニアはフリース発祥ブランド

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

アウトドアだけでなく、シティーユースのジャケットにも使用される温かい素材のフリース。実はフリース素材を編み出したのはパタゴニアの創業者イヴァン・シュイナード氏なのです。

1970年代、イヴァン氏は重く水に弱いデメリットをカバーできるウールのように温かいミラクル素材を探していました。そして素材メイカー「モルデン・ミルズ」と提携して開発したのが、世界で初めての軽量で丈夫なポリエステル製パイル素材だったと言われています。

パタゴニはそれだけフリース素材にこだわりを持っており、現在は廃棄物をフリースに変える技術を開発。現在のパタゴニアのフリースはクオリティだけでなく地球にやさしい素材となっています。

パタゴニアの人気フリース「レトロクラッシック X」の魅力は?

パタゴニアの「レトロクラッシックX」は、ジャケットとベストが販売されています。今回は主にジャケットの魅力を紹介。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

防寒性があり温かい

「レトロクラシックXジャケット」の一番の魅力はあたたかいところ。一般的に販売されているフリースは裏地もフリース素材のモノが多いですが、これはフリースの外側と裏地のポリエステル・メッシュの間に防風性バリヤーを挟んだ3層素材。

それにより、普通のフリースより防風性が高く、しかも、外側のフリース素材は毛が長めで保温性抜群。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

もふもふしているので重そうに見えますが、女性用で615gとさほど重くなく、一日中着ていても肩がこることはありません。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

重ね着しやすい

画像: パタゴニアのスエットジャケットと比べたもの

パタゴニアのスエットジャケットと比べたもの

3層素材のため生地は厚手に感じますが、伸縮性があり動きやすい!アームホールも大きめに作られているため、重ね着しても、もたつかず、モコモコ感なく着れます。

また、裏地がメッシュ素材なので、フリース素材の裏地よりも静電気が出にくいように思えます。

防臭効果あり!

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

冬でも重ね着すると汗をかきますが、裏地はメッシュ素材で通気性がよく、しかもハイキュ・ビュア防臭加工済み。

洗濯機で洗える

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

ダウンなどの温かいアウターは家庭で洗えないものが多いですが、これは家庭用の洗濯機で洗えます。低い温度でのタンブル乾燥も可能。見た目は乾きにくそうに見えますが、乾燥機をかけなくとも乾きやすいところも魅力です。

長年使用してもクタクタ感がない

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

袖口や裾の伸縮性リブは何度洗っても伸びることがなく、くたびれ感がでないところはさすがパタゴニア!ジップのウィンドフラップや縫製もしっかしているので長年使用できます。

なによりデザイン性◎

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

「レトロクラッシックXジャケット」は毎年発売されていますが、その年によってカラー展開が異なります。アースカラーのモノが多いですが、胸ポケットや襟、ファスナーの引き手が異なカラーで、色によって違うコーディネートが楽しめるジャケットです。

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

丈も長すぎず、短すぎず。ズボンでもスカードでも合わせやすい長さです。

ただし、熱には弱い

シティーユースで使用する場合は問題ないですが、キャンプで焚火をしながら着る場合、フリース素材は熱に弱く難燃素材ではないため、火の粉が飛ぶと穴があく恐れがあります。

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

私はパタゴニアのシンチラ素材のフリースに沸騰したお湯がこぼれ、フリース素材が縮みました。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

また、人によっては好き嫌いが分かれるかもしれませんが、カラーが高め。

寒い季節はカラーが高いと鼻まで覆われて温かいですが、素材がしっかりしているので、ジップを一番上まで閉めるとカラーが顔に当たり、それが気になる人もいるかもしれません。

パタゴニアの人気フリース「シンチラ」VS「レトロクラッシックX」

パタゴニアのフリースで人気を二分している「シンチラ」と「レトロクラッシックX」。その2つの素材を比較してみると…。

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

温かさ ▶︎「レトロクラッシックX」

3層構造の「レトロクラッシックX」は防風性があり、こちらの方があたたかさが上。

静電気 ▶︎「レトロクラシックX」

インナーに着る素材によって異なりますが、裏地がメッシュの「レトロクラッシックX」のほうが静電気が出にくいように思えます。

軽さ ▶︎「シンチラ」

シンチラ素材の方が軽く、持ち運びしやすい。

柔らかさ ▶︎「シンチラ」

3層構造の「レトロクラッシックX」よりも、裏地のないシンチラのほうが柔らかいと感じます。

動きやすさ ▶︎「レトロクラシックX」

シンチラは柔らかく着心地がよいですが伸縮性があまりないので、動きやすいのは「レトロクラッシックX」です。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

パタゴニアの公式サイトで「ウィメンズレトロクラッシックXジャケット」は33000円、「ウィメンズシンチラジャケット」は18150円と値段の違いはありますが、シティーユースではシンチラ素材でも充分。冬キャンプなどアウトドアで利用する場合は、防寒性が高い「レトロクラッシックX」がおすすめです。

「レトロクラッシックX」を安く買う方法は?

パタゴニアの商品の中でも人気の「レトロクラッシックX」は、キッズサイズも豊富に展開しています。

そして、パタゴニアのキッズサイズは"ユースサイズ"があり、一番大きいサイズのXXLは大人のSサイズほどあるため、体格の小さい人はユースサイズでも充分。

値段はかなり差があり、大人用が33000円なのに対してキッズ用は19800円。サイズが合うのであれば、キッズ用をお得に購入するという選択肢もありです。

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

ただし、女性の子供用は胸囲が小さく作られているため、胸がふくよかな人は大人用がよいでしょう。

また、色合いもキッズと大人では異なります。キッズサイズの方が明るい色のモノが多くそちらのデザインが好きな人もいるかもしれないので、選ぶときはキッズ用のカラーもぜひチェックしてみてください。

ちなみに、通常であればアメリカ本国の方が値段が安いです。(現在は円安のためあまりお得感はありませんが…)

日本のパタゴニはなかなかセールになりませんが、アメリカでは特にシーズン終わりはアウトドアショップでセールになっています。

アメリカの大手アウトドアショップは日本からでも購入可能な店があります。多少英語がわかる場合は、個人で並行輸入するのもひとつの方法です。

値段が高いが長く着れるのでコスパはそんなに悪くない

画像15: 筆者撮影

筆者撮影

パタゴニアのレトロクラシックXはフリース素材のジャケットとしては値段が高いですが、防寒性も高いので「アウター」としてみればさほど高さを感じないかもしれません。

また、丈夫でガシガシ家庭で洗えてくたびれにくく長く使えることを考えれば、コスパの良いジャケットのように思えます。男性、女性、キッズサイズがあり、親子コーデもしやすいジャケット。

パタゴニアのアイテムの中でも、筆者は特におすすめしたいジャケットです!

ハピキャン ~タカラモノを探しにいこう~

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