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動く隠れ家!?ルーフテント「TiNY HydEouT」ならワンタッチでどこでもおうちが作れる!

愛車の上にテントをのせて、どこまでも旅をしたい!そんな夢をかなえてくれる「ルーフテント」が注目を浴びています。でも種類は多いし、値段もそこそこするし、何を選べばよいか迷いますね。そこで、今回は筆者が実際に使っている軽量でコンパクト、そして荷物ものせられるルーフテント「TiNY HydEouT(タイニー・ハイド・アウト)」を紹介します。筆者が実際に使用して感じたおすすめポイントや後悔しないルーフテント選びのポイントも参考にしてくださいね。

FULLFUNZのルーフテント「TiNY HydEouT」の基本スペック

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

筆者がおすすめするルーフテントはFULLFUNZの「TiNY HydEouT(タイニー・ハイド・アウト」。

FULLFUNZは兵庫県猪名川町に店舗を置く、アウトドアスタイルに特化したカーショップです。

「TiNY HydEouT」のキャッチフレーズは「ミニマルスタイルなのに全部入り!」。

その名のとおり、ルーフテント+サイドオーニング+ラダーがすべて格納された画期的なアルミ製のシステムキャリアなんです!

ウルトラトレイル、ウルトラマラソンなどでU.Lギアの恩恵や機能美に感銘を受けた経験をもとにキャンプ、車中泊シーンはもちろんそれ以外の日常生活でも使い勝手のいいルーフテント内蔵のシステムキャリアを開発しました。

www.fullfunz.com

徹底的に使いやすさやミニマルさを追求した「TiNY HydEouT」は、女性やキャンプ経験の浅い方でも安心して使えるのが魅力です。

それでは、基本スペックを紹介します。

【本体】

  • ラックサイズ:(収納時)長さ196×幅120×高さ13.5cm
  • 本体重量:33kg
  • 材質:アルミニウム

【テント】

  • テント生地:300D PUコーティング ポリエステル オックスフォード
  • 耐水圧:2000mm
  • ルーフテントスペース(展開時):長さ180×幅100×高さ100cm

【サイドオーニング】

  • スペース:長さ196×奥行き240cm

【その他】

  • 専用クロスバー、専用フット、取り付けステー付き

【オプション(別料金)】

  • ロングラダー、サイドウォール(サイドオーニング用)

【取り付け可能車種】

  • ルーフレール付き車
  • ダイレクトルーフレール付き車
  • エクストレイルT30、T31(専用ステー)
  • レインガータータイプ(雨どい)

▼FULL FUNZ.INC 「TiNY HydEouT」

上記商品の他、「TiNY HydEouT」は今も進化を続けていて、

  • ジムニー専用モデル
  • 軽バンやハイエースなどにもバランスよく収まるワイドサイズモデル

も2023年6月から新たに仲間入りするなど、さらに選択肢が増えました。

詳しくは、公式サイトをご確認ください。

FULLFUNZのルーフテント「TiNY HydEouT」を実際に使用して感じた7つの魅力

画像: 筆者撮影:この日はラダーのかわりに脚立を使いました。

筆者撮影:この日はラダーのかわりに脚立を使いました。

「TiNY HydEouT」は、「小さな隠れ家」という名が示す通りコンパクトで手軽に扱えるのが特徴。車への負荷が少なくてすみます。

そのほかにも、たくさんの魅力が詰まっています。

【魅力1】テント・ラダー・サイドオーニングがオールインワン

「TiNY HydEouT」はテント本体の他に、ラダー(はしご)もついています。

さらに、ルーフキャリアの側面にはサイドオーニングが格納され、ロールスクリーンのように引っ張り出して脚を立てれば、すぐにくつろぎスペースができあがります。

※サイドオーニングとは、車体に取り付けられた「タープ」のようなもの。広げれば、日よけスペースとして活用できます。

【魅力2】設営はワンタッチ!女子一人でも大丈夫

テントは油圧式で立ち上がり、オーニングも両手で楽に引っぱり出せるので、それほど力はいりません。

組み立てはわずか5分!すぐに寝る場所を確保できるのも、長旅で疲れた体にはありがたいです。

車の乗り入れのできるキャンプ場なら、オーニングを出してテーブルとチェアを並べるだけでキャンプサイトが完成。

かなりの時短になるので、時間をたっぷり使えます。

【魅力3】軽量なので軽自動車もOK

「TiNY HydEouT」はその名の通り、コンパクト。

重量も33kgと軽量なので軽自動車にも問題なく取り付けられます。

【魅力4】ルーフキャリアとしても使える

ルーフテントを購入する際に、気になるのは使用頻度ではないでしょうか。

「使わないときはただのお荷物?」そんな心配はいりません。

「TiNY HydEouT」の場合、テントを収納後はルーフキャリアとして使えるので、トランクに入れにくいキャンプ用品などを積めます。

【魅力5】車一台分のスペースがあれば車上泊できる

「TiNY HydEouT」は、床面を拡張しないタイプ。

標準タイプのラダーなら車の側面に沿っておろせるため、車一台分のスペースさえあれば車上泊が可能。

スペースの狭いRVパークなどでも余裕で過ごせます。

【魅力6】オプションや工夫次第でキャンプの拠点にもなる

画像: 筆者撮影:標準装備のサイドオーニング(手前)に加え、反対側にも自分のタープを張るなど自由に楽しめる。

筆者撮影:標準装備のサイドオーニング(手前)に加え、反対側にも自分のタープを張るなど自由に楽しめる。

サイドオーニングのスペースが広いので、オプションのサイドウォールを取り付ければテントのかわりにも。

画像: 筆者撮影:オプションのサイドウォールをつけてもスペースは十分。

筆者撮影:オプションのサイドウォールをつけてもスペースは十分。

コットやマットを入れれば、人数が増えたときにも対応できます。

ちょっとした小部屋となるので、着替えやフリーマーケットのバックヤードとしても使えます。

▼オプションのサイドウォール

【魅力7】眺めがよい

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

車の屋根に上るので、ふだんより視点がぐっと高くなって、遠くの景色がよく見えます。

視界が開けるので、いつもの景色も違ったものに感じられて新鮮です。

「TiNY HydEouT」のちょっと気になる点と対策

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

「TiNY HydEouT(タイニー・ハイド・アウト)」を使ってみて気になったのは、以下の3つです。筆者の解決方法とともに紹介します。

1. 標準装備のラダー(ハシゴ)は短い

ラダーは跳ね上げて、ラックの中にしまう必要があるため、長さが限られています。

車高の高い車だと、タイヤに足をかけるなど登るのがたいへんに思うかもしれません。

<対策>

そんなときは、オプションのロングラダーを取り付けるのがおすすめ。

▼ロングラダー

筆者は割り切って、折り畳み式の脚立を使っています。

2. 床面のマットを巻いて車内にしまうスペースが必要

テントを格納するときは、床面のマットをまるめて車内にしまえるようスペースを確保しなくてはいけません。

軽自動車など小さな車だとしまいにくいこともありそうです。

<対策>

筆者はマットは敷いたままで移動しています。そのかわり荷台カバーをつけて雨をよけています。

3. 冬は床面から冷気が上がってくる

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

備え付けのマットは薄手のため、夏は涼しいのですが、冬は寒すぎることも。

<対策>

筆者は断熱マットで冷気を遮断したり、ムートンや電気毛布を使っています。

▼MORITA「洗える電気掛式毛布」

【選び方】ルーフテント選びで後悔しないためには?

ルーフテントはキャンプギアと考えるとかなり高額です。後悔しないためにも、事前にしっかりリサーチしましょう。

ポイント1:車にベースキャリアが取り付けられるかチェック

ルーフテントを取り付けるにはベースキャリア(テントを支える土台)が必要です。

ルーフレールの有無によって必要な部品が異なったり、取り付けられない場合があります。

ディーラーやルーフテント販売店に事前に確認しましょう。

ポイント2:購入店や協力店で取り付けてもらおう

「TiNY HydEouT」をはじめ、ルーフテントは自分でも取り付け可能なものがあります。

しかし、個人で取り付ける際、ハードルが高いと思われる点がいくつかあります。

  • 1人では取り付けできない
  • 安全に取り付けるための作業スペースが確保できない
  • 最も適したベースキャリアの取り付け位置がわからない

やはり、購入店やメーカーの指定する協力店などで取り付けを依頼するのが確実です。

ポイント3:収納時の車高に注意

忘れがちなのが車高。機械式の立体駐車場などの制限サイズをあらかじめチェックしておきましょう。

ポイント4:実際に現物を見て操作方法も確認を

ルーフテントは通販でも入手できますが、決断する前にぜひ現物の確認を。

カー用品店、アウトドアや車関係の展示会など機会を見つけて足を運んではいかがでしょうか。

商品担当者に車種を伝えどのように取り付けるか、工賃なども含め具体的な話を聞くと具体的なイメージがつかめます。

FULLFUNZのルーフテント「TiNY HydEouT」はこんな人におすすめ!

画像: 筆者撮影 タイヤにスペーサーを入れれば水平な状態で眠れます。

筆者撮影 タイヤにスペーサーを入れれば水平な状態で眠れます。

「TiNY HydEouT」に出会ってから、キャンプスタイルの選択肢が増え出かけるのが楽しみになりました。

工夫次第でオールシーズン使えるので、以下のような人におすすめです。

  • 低予算でルーフテントを手に入れたい人
  • 軽量・コンパクトなルーフテントを探している人
  • むずかしい操作が苦手な人
  • 力仕事にあまり自信がない人

▼アズーリプロデュース「カースロープ」

もはや動く家!ルーフテントを車にのせて車上泊を楽しもう

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

車の上に泊まりながら遠くへ行きたい。そんな夢をかなえてくれるルーフテント「TiNY HydEouT」。

最近はRVパークなど車中泊のできるスペースも増え、気兼ねなく泊まれます。

ルーフテントの入門編として、ぜひ選択肢に入れてみてください。

ハピキャン ~タカラモノを探しにいこう~

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