【最新】台風22号の予想進路 更新毎に南へシフトも太平洋側で風・波の影響あり
南の海上で勢力を強める台風22号。雲の渦が色濃く台風の中心で目が形成過程にある。現在、3時間ごとに更新される台風情報で予想進路が少しずつ定まりつつある。日本列島への上陸は無いとみられるが、太平洋側では風や波など影響が出る恐れがある。台風22号の最新の情報をこまめにご確認を!
台風22号 発達しながら勢力強める
台風22号は午後3時現在、父島の南西を1時間に15キロの速さで北西に進んでいます。中心気圧は985hPa。中心付近の最大風速は30メートルで中心から55キロ以内で25メートル以上の暴風域を伴っています。
台風22号は今後、さらに発達を続け、あす7日(火)午後3時には「強い」勢力に、9日(木)午後3時には「非常に強い」勢力となる見込みです。現在、3時間ごとに更新される台風情報で予想進路が少しずつ定まりあり、日本列島への上陸は無いとみられます。ただ、太平洋側では台風の北上に伴い、風が強まり、うねりが入り、波が高くなるなど影響が出るとみられます。
台風22号の接近に伴う各地の警戒期間
太平洋側の警戒期間と警戒点は以下の通り
〇関東地方:9日(木)~10日(金):暴風・高波・高潮
〇伊豆諸島:9日(木)~10日(金):大雨・暴風・高波
〇東海地方:9日(木):暴風・高波
〇近畿地方:9日(木):暴風・高波
〇四国地方:8日(水)~9日(木):暴風・高波
〇九州南部:9日(木):高波
また、台風外側の雨雲、いわゆるアウターバンドがかかると台風の中心が離れていても太平洋側の地域では雨が強まり、局地的に激しい雨が降るかもしれません。雨への備えも忘れずに行ってください。
台風の大雨 土砂災害から身を守るための情報
台風が近づくにつれて、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込むので、雨が続いて、土砂災害が発生する恐れがあります。土砂災害から身を守るには、次の2つの情報をチェックするのが、おススメです。
〇1つめは、住んでいる場所(今いる場所)が、土砂災害が発生しやすいかどうか、確認することです。都道府県や国土交通省のホームページを見て、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」となっていれば、土砂災害の恐れがあります。ただ、土砂災害警戒区域でなくても、近くに「がけ」がある所は、注意が必要です。
〇2つめは、雨の情報を確認することです。パソコンやスマホで、雨雲レーダーを見ると、雨雲の様子を確認できますし、気象庁のホームページなどでは、「どれくらい雨が降ったか」という情報だけでなく、「土砂災害警戒情報」が発表されている所もわかります。土砂災害警戒情報が発表されたら、自治体からの避難指示の発令に特に注意しながら、安全な所へ避難してください。