東北は7月1位の記録的大雨で引き続き警戒を 関東~九州も午後はゲリラ雷雨に注意
今日12日(日)も北海道や東北では断続的に雨で、東北では7月1位の記録的な大雨になっている所があります。12日(日)夜にかけて、局地的に激しい雨が降るため、土砂災害や川の増水に注意が必要です。また、関東~九州も山沿いを中心にゲリラ雷雨にご注意下さい。
7月1位の記録的大雨 レベル3大雨警報が発表中
今日12日(日)も、北海道や東北では湿った空気や上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となっています。
北日本では断続的に雨が降り、12日(日)未明~明け方は、秋田県湯沢市と北海道渡島地方七飯町大沼で1時間に41.0ミリ、宮城県大崎市川渡で1時間に37.0ミリの激しい雨が降りました。
12時間降水量の日最大値(午前11時まで)は、秋田県湯沢市(湯の岱)171.0ミリ、宮城県大崎市川渡146.0ミリと、いずれも7月1位の値を更新する記録的な大雨となっています。
午前11時現在、宮城県登米市(米山)で1時間雨量が30.5ミリなど、東北を中心に激しい雨が降っていて、雨の範囲は新潟県にも広がってきました。
12日午前11時現在、レベル3の大雨警報が、青森県下北、青森県三八上北、宮城県東部、宮城県西部、秋田県内陸に発表中です。
12日(日)夜にかけて激しい雨に警戒
北海道や東北では、今夜(12日)にかけて、局地的に1時間に40ミリの激しい雨が降るでしょう。明日13日(月)朝までに予想される24時間雨量は、多い所で、東北150ミリ、北海道100ミリとなっています。また、東北では14日(日)にかけても更に雨量が増える見込みです。
北日本では、10日(金)からの総雨量がすでに平年7月ひと月分を超えている所があります。地盤が緩んでいる所に、更に大雨となるため土砂災害の危険度が高くなります。土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒が必要です。
関東~九州もゲリラ雷雨に注意
今日12日(日)は西日本を中心に晴れて、午前中からすでに最高気温35℃以上の猛暑日続出となっています。午後は九州~関東でも、大気の状態が不安定となるでしょう。発雷確率(雷が発生する確率)は山沿いを中心に高く、にわか雨や雷雨がに注意が必要です。暑いと水辺が恋しくなりますが、「山の雷 川の増水」と言われ、山で雷雨があると川の下流は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。
大雨の時に危険な場所
大雨の時、安全を確保するために以下の点に注意してください。
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。