気象庁は、台風の中心が、新潟県・富山県・石川県・福井県のいずれかの気象官署から300km以内に入った場合を「北陸地方に接近した台風」としています。
2000年以降の月別の接近状況を比較すると、8月・9月が同率の30%超えで最多、7月・10月が17%~18%となり、8月と9月を中心に7月~10月の4か月間が台風の直接の影響に対する注意・警戒期間となっています。
一方、台風が北陸から遠く離れた所を北上しても(例えば東シナ海など)、新潟県内を中心に南東風によるフェーン現象などが発生して高温となるケースもあり、大雨の場合もまた然りです。こうした影響がお盆休みの移動や農作物の収穫の時期に重なれば、その影響は甚大です。10月頃にかけて、
台風情報には十分注意するようにしましょう。