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    箱根石仏群めぐり 歴史体感の山旅

    2020年10月23日

    精進池周辺にはさまざまな石仏が並んでいる。これらは鎌倉時代からのもので、地蔵信仰と文化政策の現われだといわれている。当時、地獄・極楽思想が強かったため、街道最大の難所である箱根は地獄に、鎌倉は極楽に見立てられた。その地獄である箱根を通過する旅人の救いとして、多くの石仏が造られたと伝えられている。

    出典:箱根全山

    お玉ヶ池から箱根石仏群・飛竜の滝への登山ルート

    • 難易度:初級
    • 合計所要時間:3:18(バス時間は省く)
    • 累積標高:470m
    • 距離:約8.5km(バス移動は省く)
    • コースタイム:小田原駅-(バス52分)→元箱根-(15分)→興福院-(10分)→お玉ヶ池-(40分)→六道地蔵-(40分)→湯坂路入口-(20分)→鷹巣山-(38分)→飛竜ノ滝-(35分)→畑宿-(バス15分)→箱根湯本駅

    石仏群を巡るだけなら、ほとんど舗装道路を歩くだけで済むが、本コース上そこから先の鷹巣山や飛龍ノ滝にかけては山道になる。また、別コースとして鷹巣山から浅間山方面に向かい湯坂路を歩いてみるのも楽しい。

    元箱根・興福院

    元箱根港バス停からバス通りを戻り、元箱根バス停脇の小道から興福院へ向かい箱根旧街道へ。

    お玉ヶ池

    二十五菩薩
    出典:箱根全山

    権現坂を登り六道地蔵菩薩、二十五菩薩と彫られた石塔で左に入る。バス通りに出たらここを横断して遊歩道を歩く。お玉ヶ池の南側を通り六道地蔵に向かう。絵が広がる林道から国道に出ると精進湖だ。

    元箱根石仏・石塔群保存整備記念館
    元箱根石仏・石塔群保存整備記念館

    胡畔に元箱根石仏・石塔群保存整備記念館(9時~17時、無料)が建っている。石仏群を巡る前にここで事前学習をしていこう。この地を地蔵信仰の対象とした人々の思いを映像と音響で展示している。

    六道地蔵

    六道地蔵
    六道地蔵
    出典:箱根全山

    国道の一段下、精進湖東側の遊歩道を歩き始める。すぐに国道の反対側に出るトンネルがあり、そこを抜ける。目の前にあるのが巨岩に彫られた3mの六道地蔵。1300(正安2)年の銘が確認できる。トンネルを戻り遊歩道を進む。火炎地蔵という磨崖仏と処女のまま800歳まで生きたといわれる八百比丘尼の墓の前を通ると、高さ3mの大岩に阿弥陀如来像などが彫られた二十五菩薩がある。さらに進んで2本目のトンネルを抜ける。そこに曽我兄弟の墓と虎御前の墓が立っている。曾我兄弟は父親の仇を打ったものの、その相手が源頼朝に籠愛されていたため、仇討ち直後に頼朝の部下に殺された。虎御前は曾我兄弟の兄の愛人で、兄弟が処刑された直後に出家した人物だ。

    出典:箱根全山

    ここから林を抜けて国道1号を歩く。芦之湯フラワーセンター前を左に入ったところが東光庵熊野権現旧跡。江戸時代に多くの文人が訪れた場所だ。

    湯坂路入口

    国道に戻りゆるく登ると湯坂路入口バス停の先で登山道に入る。30mほどで道は分岐する。右は畑宿への道だ。

    鷹巣山

    ここを下って畑宿に行くのだが、その前に鷹巣山に登ってみよう。分岐を直進する。広く延びやかな道だ。展望はないが日当たりはとても良い。分岐から苦労することもなく鷹巣山に到着する。山頂は小広くベンチとテーブルが設置されている。秀吉の小田原攻めに備えて北条氏が出城を築いた場所だけに展望は良く二子山や神山、金時山、明神ヶ岳などが展望できる。ゆっくりと休憩したら、先ほどの分岐に戻る。

    飛竜ノ滝

    分岐から畑宿を目指す。最初は丸太で組まれる長い階段下りである。よく整備されているので安心だが、階段が終わると、足場のあまりよくない道になる。水の流れる音がしてきたら飛龍ノ滝に着く。登山道から展望テラスに登ってみよう。雄大な流れが満喫できる。登山道に戻り畑田宿を目指す。

    畑宿

    ゆるやかな下りだが、石や岩が転がり歩きにくい箇所もあるので要注意。木橋を渡ってしばらく行くと舗装道路に変わる。前装道路に出る手前には4月中旬に見事な花を咲かせる畑宿夫婦桜がある。ゴールの畑宿バス停はもうすぐだ。

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