夏場に実践したい！愛犬のひんやりお手入れ方法
ライフ
大切な愛犬に、暑い夏こそひんやりお手入れをしてあげましょう
夏本番を迎えると、夏季限定の炭酸泉ヘッドソーダスパを使った「ひんやりシャンプー」をメニューに取り入れる美容室や理容店が増えますが、美容室のなかには、クール度をお客様の好みに合わせて調整してくれる場合も。シュワシュワ！ パチパチ！ ひんやり！ 暑さでほてった頭皮をクールダウンしながら洗浄してもらうのは、ホントに気持ちよいですね。
同じく、愛犬も人間のように暑い夏を快適に過ごすためのひんやりとしたお手入れをしてあげたいもの。散歩の時に熱い道路を歩くことで熱中症の心配がある愛犬向けに、今回は、愛犬のための「ひんやりお手入れ方法」をご紹介します。
ワンちゃん向け、おすすめ「3つ」のひんやりお手入れ法
清涼感のあるシャンプーは涼しいな♪
この時季は普段のお手入れにプラスして、愛犬向けの「ひんやり」「うっとり」するお手入れを取り入れてみてはいかがでしょう。きっと愛犬も喜ぶはずです。早速、いくかつご紹介することにしましょう。
○ひんやりブラッシング
清涼感や冷却作用のあるペパーミントのミストスプレーをかけて、ブラッシングしてあげましょう。肌の保湿にもなり、虫除けや消臭効果にもなります。ミストスプレーには、ティートリー、ラベンダー、ローズマリーなどの香り成分が配合されているものもありますので、アロマオイルの香りによる癒し効果も期待できます。
○沐浴＆シャンプー
犬用の炭酸入浴剤やハーブ系の入浴剤で沐浴後、体を洗ってあげましょう。洗浄時は清涼効果のあるシャンプーで洗ってあげると、その気持ちよさがワンちゃんの顔に表れるはず。沐浴やシャンプー時の湯温は36〜37度くらいがおすすめ。さらに、洗浄のタイミングは朝夕の涼しい時間帯だと尚よいでしょう。乾かすときは、温風と冷風を交互にドライヤーでかけ、扇風機を併用すると◎。
○濡れタオル
水が苦手な犬の場合、タオルを多めの水で濡らし、その濡れタオルで何度かに分けてしっかり体を拭いてあげましょう。これだけでも、かなりさっぱりして気持ちよいはず。乾かす時も「沐浴＆シャンプー」の項目と同じように、温風と冷風を交互にドライヤーにかけながら、扇風機を併用してあげましょう。
ワンちゃん向け、おすすめのひんやりグッズ6品
ひんやり効果のお洋服は涼しいよ♪
飼い主さんであればご存じの通り、犬は人間のように発汗して体温を調節することができません。そこで、愛犬が室内で快適に過ごせるひんやりグッズをうまく取り入れて、快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。
○ひんやり大理石
お値段はやや高めですが、電気代がかからず経済的なうえインテリアにも。クーラーの冷気のように冷え過ぎないので、ワンちゃんの体にも優しい効果があります。
○ひんやりベッド
ひんやりして気持ちがよいクール素材のマットを、ケージ内などのワンちゃんの定位置に置いて活用しましょう。冷感タイプの服を着用すれば、ひんやりベッドとの相乗効果でひんやり効果が長続きします。
○ひんやりお洋服
クール加工のお洋服は、水で濡らす → 蒸発冷却 →涼 しさを保つといったタイプや、水で濡らさなくても涼しい効果が得られるタイプがありますので、飼い主さんの好みに合わせて選択してみましょう。
○犬用プール
犬用プールやたらいに水を張って、水浴びできる環境を整えてあげるのも夏の暑さ対策に。
○クールバンダナ
愛犬の首周りや脇の下に、保冷剤を巻き付けたクールバンダナをつけてあげると、全身の冷やし効果が得られます。この少しの工夫で効果的に体の熱を下げることができます。そのほか、汗や蒸気を外へ逃し、外から空気を吸い込んで冷却する素材のバンダナもありますので、気になる飼い主さんはそちらもチェックしてみては。
○ひんやり氷柱
ペットボトルに8割程度の水を入れ、そのまま凍らせます。簡単にできるひんやり氷柱を愛犬のゲージに入れておけば、立派な氷柱に。経済的かつ実用的ですので、ぜひお試しあれ！
※出典 いぬのきもち2016年7月号（ベネッセコーポレーション）
水浴びは楽しいな♪
── 全身が毛に包まれていることから、人間よりも暑さが苦手な愛犬たち。愛犬が夏を快適に過ごすには、飼い主さんによるお手入れと愛情が不可欠ですので、暑い夏こそ愛犬のいつものお手入れにひんやり効果や清涼感があるアイテムをうまく取り入れて、少しでも快適に過ごせるようにしてあげましょう。なかでも、おしゃれかつお手軽にひんやりできるクールバンダナはおすすめ。ワンちゃんの表情を見ながら、効果的なひんやりお手入れ法を試してみてくださいね。
