気付けば今年も残りあと僅かという時期になりました。
日常生活の多くはリモートが主流となり、人と接する機会や一人で食事をとることが増えたという方は多いのかもしれません。少しでもそう感じる方は、ぜひ、この年末年始などに家族や仲間と、会話を楽しみながら、ゆっくり食事をとる機会を増やしていきましょう。
みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食」と言い、子供がいる家庭では、食事のマナーや栄養のバランスを考えて食べる習慣、食の文化を大事にする気持ちなどを、子供に伝える良い機会になります。
誰かと一緒にお弁当を食べることや、地域の食イベントに参加してみるなど、食卓を共に囲む機会を増やすことは、美味しく食事を楽しむ「食育」、食べる力を養うことができます。
実際に、「共食」の多い方はそうでない方と比較して、主食・主菜・副菜をバランスよく食べていることや、多様な食品を食べていることが報告されています。年末年始には少しでも「共食」を増やせるように心がけてみると良いかもしれません。
政府広報オンライン 「食べる力」=「生きる力」を育む 食育 実践の環(わ)を広げよう