高速道路が渋滞している際に車線変更する場合の注意点を 3つご紹介します。
■1.無理な割り込みはしない
渋滞が発生していると、車間距離がいつもより狭くなりやすい傾向にあります。無理に割り込もうとすると後続車に追突されるリスクが高くなりますので、強引な車線変更はやめましょう。
また、車の合間を縫うようなジグザグ運転は、周囲の車のブレーキを誘発しやすく、かえって車の流れを悪化させる要因になると言われています。渋滞が発生しているときほど、無駄な割り込みや強引な車線変更は控えたほうがよいでしょう。
■2.早めにウィンカーを出す
車線変更する際は、なるべく早めにウィンカーを出すことを心がけましょう。車線変更の直前にウィンカーを出すと、変更先の後続車が驚いてブレーキを踏んでしまい、車の流れが悪くなる原因となります。
道路交通法施行令第21条では、車線変更する際、その3秒前に合図を行うことと定めています。[注1]
ウィンカーを出したら、ゆっくり3秒数えた後、車線変更することを意識しましょう。
[注1]e-Gov法令検索:道路交通法施行令■3.入りたい車線のスピードに合わせる
高速道路で渋滞を悪化させないためには、いかに周囲の車にブレーキを踏ませないかがポイントとなります。入りたい車線を走行している車よりも遅いスピードで入り込むと、後続車はブレーキを踏まざるを得ず、渋滞が悪化する要因となります。
車線変更する際は、入りたい車線を走行している車のスピードに合わせることを心がけましょう。