気温以外にも、水道管の凍結につながるいくつかの条件があります。
■設置場所
水道管や給湯器などが屋外に設置されている場合は、凍結が起こりやすくなります。
日当たりの悪さや風当たりの強さが目立つ場所は、特に注意が必要です。
・北側や建物の影など日当たりの悪い場所
・吹きさらしになる場所
などでは、気温がマイナス4℃まで下がらなくても凍結する恐れがあります。
■設置状況
保温対策が施されていない、むき出しの状態で屋外に露出している水道管は、凍結のリスクが高まります。特に、急激に気温が下がった夜間などは、凍結が起こりやすくなるため注意が必要です。
「水道管が屋外にむき出しのままになっていて、なんの対策もしていない」という場合は、このあと紹介する水道管の凍結対策を行っておくと安心です。
■使用状況
冬場に長期間留守にして水道を使用しない日が続く場合も、水道管が凍結しやすくなります。旅行や出張などで長く家をあける予定があるときは、事前に凍結対策をしておきましょう。
tenki.jpでは、気温などを元に各地の
水道凍結指数を公開しています。向こう10日間の水道凍結注意レベルをチェックできるので、長期不在がわかっているときの対策にも便利です。寒さが厳しい時期に、ぜひ参考にしてください。