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大山表参道からヤビツ峠への登山ルート・難易度

神奈川県のほぼ中央に位置するピラミッド型の大山は、江戸時代から庶民の信仰の山として知られ、「大山詣」として関東一円の人々が登った相模の名山である。いくつもの登山コースがあるが、ここでは南面からの表参道を登り、ヤビツ峠へ下るコースを紹介する。

大山表参道からヤビツ峠の登山概要・難易度

  • 難易度:中級
  • 合計所要時間:3:00
  • 累積標高:910m
  • 距離:約4.9km

大山表参道からヤビツ峠の登山ルート

  • 大山ケーブル駅
    ↓15分約0.7㎞/△104m・▽0m
  • 大山ケーブル駅
    ↓45分約0.8㎞/△286m・▽1m
  • 阿夫利神社駅
    ↓40分約0.9㎞/△321m・▽15m
  • 16丁目
    ↓50分約1㎞/△265m・▽2m
  • 大山
    ↓45分約2.2㎞/△38m・▽531m
  • ヤビツ峠

小田急線伊勢原駅北口から大山ケーブル行きに乗り終点で降りる。みやげ物屋や旅館、食堂が建ち並ぶ表参道を15分ほど登ると、大山ケーブルカーの大山ケーブル駅がある。ケーブルカーに乗ればわずか6分で阿夫利神社下社に着ける。しかしこの項では、下社まで男坂、女坂と二つあるコースのうち、石段の急登が多い男坂を避けて、大山寺を経由する女坂を登ることにする。

大山ケーブル駅を通りすぐ上で男坂と女坂とに別れる。左側の女坂の方へ道をとり、橋を渡り石段を登り大山寺に着く。このあたりは秋にはモミジの紅葉が美しい。

現在大山寺にある本尊の不動明王などは、鎌倉時代の作として、国の重要文化財に指定されている。大山寺を過ぎ、急な階段を登って行くと、右側から男坂が合流する。下社まではもう少しで、ケーブルカー阿夫利神社駅人口や茶屋の前を通り、石段を上がったところが標高約700mの阿夫利神社下社である。

大山登山道入ロへは拝殿左奥の石段を登って行くが、いきなり急な登りとなる。ここを登り終え、坂道と石段とを繰り返し、登山道は大山山頂へと続いていく。道中、下社を1丁目、頂上を28丁目とする石柱が立っているので目安になる。8丁目には夫婦杉、蓑毛からの裏参道が合流するのが16丁目だ。16丁目には石尊大権現と書かれた大きな石柱がある。登山道は樹林帯を行き、25丁目でヤビツ峠からの道が合流する。

大山山頂はもう近く、27丁目で銅製の鳥居をくぐれば、28丁目の大山山頂に立つ。山山頂には阿夫利神社の本社である奥の院が祀られている。売店や休憩社があり、山頂の北東側にはトイレもある。山頂からの展望は雄大で、富士山、箱根連山、丹沢山塊などの山々や、相模平野、新宿の高層ビル群も眺めることができる。

下りはヤビツ峠コース分岐まで戻り、表参道と分かれて右側の通称イタツミ尾根を下って行く。下り始めてすぐのところで、丹沢表尾根から丹沢主脈に続く山並みが一望できる。道は樹林帯を通り、春岳山で左へ折れ、ジグザグに下って行けばやがてヤビツ山荘(閉鎖)が現れる。

バス停のあるヤビツ峠はこのすぐ下である。峠からのバスの便は少ないので、さらに蓑毛まで約1時間歩いてしまおう。蓑毛へはヤビツ山荘(閉鎖)の手前で右側へ下っていく柏木新道に入る。道は尾根の中腹をトラバースしながら進むが、やがてジグザグの坂道となり、春岳沢を渡って車道になる。しばらく下って行くと左側から大山裏参道が合流し、蓑毛バス停まではすぐである。

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