愛知県豊川市の豊川稲荷で、1年のほこりや汚れをきれいに落として新年を迎えるための「大すす払い」が行われました。
【写真を見る】1年分の「ほこり」を落として新年を迎える準備 豊川稲荷で年末恒例の「大すす払い」
年末恒例の「大すす払い」は5日午前7時半から始まりました。
僧侶ら約70人が本殿にある宝物や寺のシンボルでもある「お狐さま」の像などを運び出し、布できれいに磨いたあと、天井などに積もった1年分のほこりを専用の機械を使って吹き飛ばしていました。
また、本殿の入り口に吊るされた大提灯にたまったほこりも、笹で丁寧に払われました。
境内に建物が90棟以上もあり、作業は12月中旬ごろまで続く予定です。
大すす払いのあとは鏡餅づくりなども行われ、新年を迎える準備が整えられます。