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明治用水で起きた“大規模漏水”の衝撃 トヨタなど自動車関連企業の工場への影響は? 愛知

明治用水で起きた“大規模漏水”の衝撃 トヨタなど自動車関連企業の工場への影響は? 愛知
愛知県豊田市の「明治用水」で大規模な“漏水”、水漏れが発生。トヨタ自動車の工場など131の事業所への影響が心配されています。


その名の通り、明治13年に完成した「明治用水」。愛知の農業や工業を支える水は、愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」を通じて、矢作川から汲みとられています。しかし…。
 

(東海農政局 矢作川総合第二期農地防災事業所 大坪寛・次長)
「上流から水が抜けている。最初は小さな穴だったが、だんだん大きくなって水が抜けてしまった。日曜日(15日)に下から“濁り水”が出て、出てくる水の量も増えた」


水門を使ってせきとめていた水が突然、なくなってしまったのです。
 


そのため、高さ3.5メートルの場所にある取水口から明治用水に水を取り込めなくなってしまいました。
 


この状況は17日午後6時から続いていて、工業用水については仮設のポンプ44台を設置して18日の復旧を目指すとしています。


いったい、どこから水が漏れ出してしまったのでしょうか。
 


東海農政局によりますと、上流側に深さ4~5メートルほどの穴が見つかっていて、ここから、地中に水が流れ出ているのではないかということです。
 


明治用水の水を豊田市や刈谷市など9市3町の131の事業所に工業用水として供給する安城浄水場。漏水の影響で、急激に水の量が減っています。
 


企業に節水を呼びかけていますが、18日午後1時過ぎの時点で貯水量は66%にまで低下。この数字が28%を切れば、給水を止めざるを得ないといいます。


こうした中、工業用水の供給を受けていた131の事業所は浄水場からの給水を取り止めています。
 


なぜ、これほど大規模な漏水が起きてしまったのでしょうか。
 


(東海農政局 小林勝利・局長)
「漏水は15日の日曜日に確認。これほど急激に水が抜けるとは想定していなかった」
 


東海農政局が漏水を確認したのが、5月15日の日曜日。翌月曜日に石などを投入して対応しようとしましたが、17日には急激に漏水の範囲が拡大したということです。
 


明治用水では、2015年から耐震化工事が行われていましたが、今回の漏水との関連はわかっていません。ただ、去年12月にも小規模な漏水が起きていたといいます。


(東海農政局 小林勝利・局長)
「今回、漏水が起きた明治用水頭首工で、実は去年12月に小規模な漏水があった。砕石を投入するなどして、9割方漏水は減った」


漏水により、企業は節水対策に追われています。
 


トヨタ自動車は工場内の井戸水で対応し、生産への目立った影響はないということです。


また、デンソーは、安城市や西尾市などの6つの工場で節水を呼びかけています。
 


電力会社のJERAによりますと、碧南市の碧南火力発電所は貯水タンクで最大5日分は対応できるとしていますが、場合によっては発電出力を落とす可能性もあるということです。
 


大阪ガスは愛知県武豊町にある火力発電所2基のうち、1基を18日午後1時に停止しました。もう1基は午後9時に停止する予定です。タービンの冷却用には大量の水が必要になるため、節水のための対応だということです。


大阪ガスは2基の発電を止めても電力の供給には問題がないとしています。

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