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過去の台風を教訓に最大限の警戒を 台風10号 県内上陸の恐れ

台風10号は14日午前3時の観測で「超大型」から「大型」の台風に変わり、四国・九州沖を北上している。15日にかけて愛媛県内に上陸する可能性が高く、中国地方へ抜けて西日本を縦断する見通しだ。県内では14日夜遅くから、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、15日朝から15日夕方にかけては、雷を伴った猛烈な雨が降る見込み。また、南予に接近する15日朝、宇和島の満潮(午前6時43分)と重なり、高潮への警戒が必要だ。特に潮の干満差が最も大きい満月の「大潮」の時期というのも気がかり。満潮時刻は、三崎(午前7時3分)、松山(午前8時48分)、今治(午前10時29分)、新居浜(午前10時42分)となっている。  今回の台風10号の襲来で、県内にどのような災害が発生する恐れがあるのか、過去に県内に大きな爪痕を残した台風を振り返りながら、最大限の備えをしよう。 【1991(平成3)年19号 高潮台風】  大型で非常に強い台風19号の接近で、愛媛県内は9月27日午前中から徐々に風が強くなり、午後3時前には暴風圏内に入った。夜になって満潮と台風接近が重なったのと河川の増水が加わり、松山市沿岸部などで床上・床下浸水が相次ぎ、三津浜商店街で300世帯が浸水した。大潮の満潮(午後10時44分)に加え、台風の気圧で海面が上昇し、観測史上最高潮位となる274.8センチを記録。強風に吹き上げられた海水がかんきつ園や田畑を襲った。被害総額は史上2位の542億6400万円。特に塩害による農作物被害がその6割を占め、かんきつ産地に大きな爪痕を残した。 【2005(平成17)年14号 豪雨で肱川氾濫】  大型で強い台風14号は9月6日、九州西岸を縦断し、愛媛県内は南予一帯や東中予の山間部を中心に激しい雨となった。昼前には南予が、昼すぎに中予が暴風域に入った。午後には大洲市の肱川がはんらん、家屋浸水被害が拡大し、西大洲、菅田など7地区の1409世帯3964人に避難勧告が出た。  宇和島市の須賀川下流では午後6時、ダム流入量増加に伴い流域住民1万1000人に避難指示が出たが、3時間後に解除した。県内各地で総雨量が警戒数値を上回るなどしたため、午後9時までに大洲市をはじめ新居浜、西条、宇和島市と松野、愛南町で計約3100世帯6700人に避難勧告が出た。午後9時半ごろ、新居浜市船木で国領川支流の堤防が決壊、約50戸が床上床下浸水した。 【2017(平成29)年18号 重信川で史上最高水位観測】  大型の台風18号が9月17日午前に鹿児島県南九州市付近に上陸し、午後5時ごろ、高知県宿毛市付近に再上陸した。愛媛県内では午後から夜にかけ大雨となった。  松前町がまとめた「台風18号に係る災害対応等報告書」によると、問屋雨量観測所(東温市)で、降り始めの午前11時から午後9時までの総雨量は289ミリ。午後3時には時間雨量56ミリの非常に激しい雨を記録した。短時間に集中した雨が一気に重信川に流れ込み、松前町の出合水位観測所で午後7時に氾濫危険水位(5.1メートル)を超え、午後8時には戦後最高水位の5・65メートルを記録、町は戦後初の避難勧告を発令した。  国土交通省松山河川国道事務所によると、重信川流域の松山市と松前町の計14カ所で、堤防内部に浸水し居住地側から湧き出る「漏水」が発生した。
愛媛新聞社

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