子どもたちにオーケストラの生演奏を届ける愛媛交響楽団主催の「こどものための音楽会」が２日、愛媛県大洲市菅田町菅田の肱東中学校であった。同校の生徒計９７人が、オーケストラの重厚な響きを体感した。
同楽団は、県内各地の学校で音楽会を毎年開催。肱東中は２０１８年の西日本豪雨で被災した生徒もおり、今回は豪雨からの復興を後押しする「えひめ南予きずな博」との連携イベントとした。
聴きなじみのある「展覧会の絵」（ムソルグスキー作曲）の演奏で開幕。メトロノームのようにリズムを刻む音を軽快に奏でるアンダーソンの「シンコペーテッド・クロック」では、曲中にめざまし時計を模した音も登場し、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
被災地の子にオーケストラ届け 大洲・菅田 愛媛交響楽団が音楽会 「南予きずな博」と連携
2022年07月02日19:00
