tenki.jpトップサイトマップヘルプ

tenki.jp

光秀ゆかり「明智城跡」見どころ一巡 散策路新設、展望台も改装

 戦国武将明智光秀とゆかりが深い岐阜県可児市瀬田の明智城跡に新しい散策路が完成し、見どころを一巡できる新しいメインルートが昨年末に開通した。光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送開始や大河ドラマ館オープンで多くの観光客が訪れると見込まれており、新しいルートを存分に生かせるように、住民らでつくる団体向けのボランティアガイドも11日からのスタートに向けて準備を進めている。

 城跡は光秀が出生し、落城までの約30年を過ごした場所と伝わる。これまであった散策路のうち、本丸の展望台付近から北へ抜けるメインルートの一部が、大雨による崩落があるなど危険な状態で通行止めが続いており、市が整備を急いでいた。

 新しく開通したのは、高台にある本丸を下りて、曲輪(くるわ)の合間を縫いながら遺構「六親眷属幽魂塔(ろくしんけんぞくゆうこんとう)」がある曲輪をつないでいる約300メートルの周遊ルート。傾斜のある丸太階段を上り下りする散策路で、転落防止ロープ柵なども整っており、徒歩で一周すると20~30分。幽魂塔は戦国時代の村人が将兵を供養するために建てたとされる石造物で、これまで本丸から向かうには遠回りを強いられていた。

 また、本丸の展望台も改装され、新調した案内看板を見ながら眼下の町並みを楽しめる。地元住民でつくる「明智荘(あけちのしょう)をみつめる会」のメンバーは、周遊路の入り口に竹で作った杖(つえ)を置くなど、誰でも歩きやすい環境づくりを進めている。

 開通に合わせてみつめる会や市民でつくる「明智荘ボランティアガイドの会」のメンバーらが新しいルートを歩き、途中の曲輪や竪堀(たてぼり)などの遺構を見て回った。両方の会に所属し、案内役を務めた高井久嘉さん(68)は「本丸から昔の姿がよく残る場所へと抜けるルートがなかったので、利便性が高まった」と新ルートの意義を説明する。

 城跡の山すそには明智氏歴代の墓や、高さが184センチある光秀の位牌(いはい)が残る天龍寺もある。大河ドラマ館などが置かれる花フェスタ記念公園も近いことから今後、来訪者が急増すると見込まれる。高井さんは「勉強を深めて、皆さんになるほどという思いで帰ってもらえるようなガイドをしたい」と意気込みを語っていた。

【案内】 所在地=可児市瀬田。交通=東海環状自動車道可児御嵩インターチェンジから花フェスタ記念公園駐車場へ。車を置き、城跡まで徒歩で約15~30分。名鉄広見線明智駅から徒歩約25分。問い合わせ=可児市観光交流課、電話0574(62)1111、内線2313。

岐阜新聞社

天気ガイド

雨雲の動き

最新の記事(日直予報士)

今日の天気 18日14:00発表

tenki.jp(iPhone) tenki.jp(iPad) tenki.jp(Android) tenki.jp 登山天気(iPhone) tenki.jp 登山天気(Android)