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徐々に復旧、日常へ少しずつ 雨への不安は尽きず

 記録的な豪雨に見舞われ、岐阜県下呂市小坂町の3地域で続いていた227世帯650人の孤立状態は10日朝、通行止めとなっている県道の迂回(うかい)路が確保されたため、解消した。9日には停電も復旧し、住民たちは「ひとまず生活への支障がなくなった」と胸をなで下ろす。ただ、11日以降も雨が続く恐れがあり、不安は尽きない。


 同町では、小坂川沿いに土砂流入が相次いだ。県下呂土木事務所によると、県道に崩れた土砂を撤去して緊急車両が通れるようになったものの、山から流れ出る水の量が多く、安全が確保できないことから通行止めのままに。対岸の道路と森林鉄道跡のサイクリングロードを利用し、車が行き来できるようになった。


 孤立地区の一つ、同町大洞に住む男性(82)はこの2日間、自宅で1人で過ごした。住宅への被害がなかったが、水道が断水したため「山の水でしのいだ」という。迂回路を通れば市街地にも出られるが、道幅が狭く危険を感じるため「早く向こうの道が通れるようになるといい」と願う。


 女性(59)は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で友人らと被害状況について情報を共有し合っていた。一度復旧した水道も9日夜から再び使えなくなったが、「ここは大きな被害がなかっただけ良かった」と、甚大な被害を受けた住民を思いやった。


 市小坂振興事務所には市の給水車が到着し、市民に水を配っていた。断水していないところでも、水が濁っている場所があり、飲料水を提供している。

岐阜新聞社

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