

日本海から張り出した高気圧に覆われた25日、岐阜県内各地で春のような暖かさとなり、岐阜市では日中の最高気温が15.9度と平年を7.3度も上回った。同市梅林南町の梅林公園では、ぽかぽか陽気に誘われるようにロウバイが8分咲きとなり、見頃を迎えている。
岐阜地方気象台によると、県内各地で今年の最高気温を更新し、美濃市と揖斐郡揖斐川町で15.5度、高山市でも9.6度と、3月中旬から下旬並みの気温となった。
同公園では、敷地内に植えられた約80本のソシンロウバイが、早くも8分咲きとなっている。管理事務所によると「12月の冷え込みが少なかったせいか、例年より2週間ほど開花が早い」という。この日も、薄黄色のかれんな花を写真に収めようと、カメラを手に園内を散策する市民らの姿が見られた。ロウバイは、来月中旬ごろまで楽しめるという。