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囲って大漁 稚アユの産地で「エゴ漁」最盛期 不漁だった昨年から回復

 全国有数の稚アユ産地、霧島市の天降川で川をさかのぼる稚アユを取る「エゴ漁」が、最盛期を迎えた。記録的不漁だった昨年の3倍に当たる1200キロ(24万匹)を、既に捕獲。関係者は安堵(あんど)している。

 約70年前から続く春の風物詩。日当山天降川漁協が毎年3~4月に実施し、取った稚アユは県内外の河川に放流される。

 エゴは鹿児島弁で「囲う」という意味で、砂利とすのこで川を仕切った堤を用いる。上流側をせき止め、下流側に仕掛けた網かごに1匹5センチほどの稚アユを追い込む。

 漁協によると、2003年まで捕獲量は3000キロを超えていたが、減少傾向にある。天降川の水量が下がり、稚アユ餌となるコケ類が減ったことなどが要因とみている。

 昨年は420キロと記録が残る過去23年間で最低だったことを受け、漁協は通常6月から12月末までの天降川でのアユ漁期間を短縮。解禁を7月にずらし、2カ月半早く切り上げて産卵期のアユを取り過ぎないようにした。

 中村博文組合長(67)は、その効果が稚アユの回復につながったと推測。「今後も資源保護に力を入れる」と話した。


川をさかのぼってくる稚アユをせきとめ、下流側(右側)に仕掛けた網かごに誘導させる仕切り。すのこや川石でできている=霧島市の天降川




稚アユをこぼさないよう網かごからバケツに移す




捕獲したアユの稚魚



南日本新聞 373news.com

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