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人の役に立ちたい―。脳性まひの女性の思い。成人式から伸ばした髪、病気と闘う誰かに贈る

 脳性まひで車いす生活を送る鹿児島県南さつま市加世田益山の田中茜さん(22)が、医療用かつらに寄付するヘアドネーションのため髪をカットした。自分ができることで人の役に立ちたい-。節目の成人式をきっかけに、家族の勧めと協力で2年余り伸ばし続けていた。

 入浴や食事など生活全般に介助が必要で、外出は車いす。会話は難しいが、人の話を理解し、意思表示や感情表現はできる。養護学校卒業後の現在はデイサービスに通って仲間と交流し、若者向きの歌を聴くのが好きだ。

 成人式が近づき、母の絹子さん(60)が「髪を結って着物の写真を撮りたい」とリクエスト。晴れの日に向けて伸ばし始めた。ヘアドネーションのニュースを知った絹子さんが「せっかく伸ばしたから協力しよう」と持ち掛けると、大乗り気で賛意を示した。

 ロングヘアは洗髪など手入れに手間と時間がかかる。本人や家族の負担も増えるが、三つ編みや編み込みにして、家族全員で楽しんできた。

 寄付できる31センチを超す長さになった6日、近くのヘアサロンでショートヘアにした。絹子さんは「頭が軽くなり喜んでるみたい」と笑顔を向けた。見守ってきた父洋海さん(69)は「娘が自分なりに病気で苦しむ人の励みになることを考えて実践してくれた。うれしい」と話した。


ロングヘアをカットしてもらう田中茜さん=南さつま市加世田地頭所




田中茜さん(中央)にカットした髪を見せる絹子さん(右)と洋海さん



南日本新聞 373news.com

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