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地元でしか手に入らない…甘くてみずみずしい、幻の「川辺メロン」収穫 南九州市

 南九州市川辺でメロンの収穫が始まった。かつては「川辺メロン」として知られた一大産地だったが、今や地元の店頭でしか手に入らない貴重品。甘くみずみずしい味わいを求めて市外からの問い合わせも多い。

 同市川辺町今田の砂走精一さん(63)のビニールハウスでは、直径15センチほどの果実が青々とした葉の下にひしめくよう。春先の低温で生育が遅れ気味だが、出来はいいという。

 同市川辺支所によると、盆地の豊かな土壌と寒暖差の大きな気候が、甘く上質のメロンに適している。最盛期の1985(昭和60)年ごろの栽培面積は50ヘクタールに上った。

 しかし、栽培に手間がかかることなどから生産農家が減少。現在はJA南さつまメロン部会13人のうち、川辺地区は11人が計約1ヘクタールで栽培している。品種はマリオネットやユウカ、タカミが中心で、5月中旬から6月初めにかけて収穫。道の駅川辺やすらぎの郷などに出荷している。

 砂走さんは「生産者は減ったが、楽しみにしている人も多く張り合いがある」と話している。


丸々と実った「川辺メロン」=17日、南九州市川辺町今田




(別カット)丸々と実った「川辺メロン」



南日本新聞 373news.com

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