tenki.jpトップサイトマップヘルプ

tenki.jp

海底に愛の「ミステリーサークル」描くわけは…奄美近海、フグやサンゴの産卵期

 鹿児島県奄美大島近海の魚類やサンゴが繁殖期を迎え、幻想的な光景が海中に広がっている。テーブル状サンゴのハナバチミドリイシやクシハダミドリイシは、卵と精子が入った「バンドル」と呼ばれるピンク色の粒を一斉に放出。同島近海だけで産卵が確認されるアマミホシゾラフグは、「ミステリーサークル」さながらの二重円の産卵床を海底に描く。

 奄美海洋生物研究会の興克樹会長(51)=奄美市名瀬=が撮影した。

 興会長によると、20~22日、大和村国直の沖合500メートル、水深5メートル付近で、サンゴ10種類を確認。サンゴが約1時間かけて次々と産卵し、無数のバンドルが漂っていたという。

 11、12の両日には、瀬戸内町清水(せいすい)沖の水深27メートルの海底で、アマミホシゾラフグの産卵床を九つ見つけた。直径約2メートル。雌を引きつけたり、卵を潮の流れから守ったりするため雄がつくる。放卵する雌に雄が寄り添い、放精する様子も観察した。

 産卵期はテーブル状サンゴが6月、アマミホシゾラフグが7月ごろまで。興さんは「ホシゾラフグは奄美の多様性の象徴。サンゴがその豊かな環境を支えている。保全と観光活用を両立させながら大切に見守りたい」と話した。


アマミホシゾラフグの雄がつくった産卵床=11日、瀬戸内町清水(興克樹さん提供)




産卵床でぴたりと寄り添うアマミホシゾラフグ=11日、瀬戸内町清水(興克樹さん提供)




無数のバンドルを放出するサンゴ=22日、大和村国直(いずれも興克樹さん提供)



南日本新聞 373news.com

天気ガイド

雨雲

最新の記事(日直予報士)

今日の天気 29日08:00発表

tenki.jp(iPhone) tenki.jp(iPad) tenki.jp(Android) tenki.jp 登山天気(iPhone) tenki.jp 登山天気(Android)