完成すれば、同市で初めての大型風力発電施設になる。建設地は安納地区の山中で、1万3700平方メートルを造成する。風車は直径82メートルで、発電施設全体の高さは地上から119メートル。
同社は建設地の選定理由として、年間を通して強い風が安定して吹くことなどを挙げた。「売電収入の一部を地域活動に役立ててもらう」としている。計画に伴い、事業者が自主的に実施した環境影響評価を公表しており、7月22日まで同市役所などで縦覧できる。
種子島では、中種子町野間に民間と町営の風力発電施設がある。このうち、03年に稼働した町営の施設は老朽化のため、本年度内に解体される。
