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人工地震でマグマの位置・動きを観測 桜島で3年ぶり構造調査、光ケーブルを初めて活用

 京都大学などは8日未明、桜島(鹿児島市)で人工地震を発生させ、マグマの位置や動きを調べる構造探査を実施した。3年ぶり10回目の今回は、島を一周するように敷設している光ファイバーケーブルを地震計として利用する最新技術を初めて使い、地震波をより多くの場所で観測した。結果は2023年中にまとめる予定。

 地下で火薬を爆発させ、マグマに反射するなどした地震波を観測した。桜島の光ケーブルは長さ約33キロ。地震波を受けると伸び縮みするため、中を通る光の変化を計測する。5~10メートルで従来の地震計1台分の性能があり、3000カ所以上のデータが得られるという。地上の地震計は、島内全域に50台弱設置した。

 京都大学、鹿児島大学、東京工業大学など6大学と気象庁から計約20人が参加。桜島武町と桜島白浜町の2地点で発破した。桜島白浜町では地下48メートルでの爆破直後、外に押し出すような衝撃が百数十メートル離れた場所まで伝わり、地震波を地上に逃がさないため火薬と共に鉄製パイプに詰めた水が勢いよく噴き出した。

 京大防災研究所の中道治久准教授は「新技術を生かした初めての試み。成功してほっとしている。データを詳細に調べ、桜島の噴火の仕組みを解明してきたい」と話した。


噴煙を上げる桜島(資料写真)




爆破とともにパイプから勢いよく噴き上がる水=8日午前0時7分、鹿児島市桜島白浜町



南日本新聞 373news.com

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