うつろいやすい空と「春愁」…春惜しむ頃となりました
2015年05月05日
天候の変わりやすい季節は心もうつろいやすい?
「五月病(ごがつびょう)」という言葉をよく耳にします。スタートの季節ならではの、焦燥感や疲労感が心に負担をかけることがよく挙げられますが、気候との関連も見逃せません。
また、次々に咲き始める花が散って行き、命を育むための潤いである雨も、雨を降らせる雲も、日々流れています。私たちの心はそんな景色に儚さ(はかなさ)や愁いを感じるのではないでしょうか。
年始から四か月…ふと気づけば、一年の三分の一を過ごしている…そう気づくこともまた、儚さや愁いを助長するのかもしれません。人も自然の一部です。さて、こんな時こそ「自愛」が大切になります。
「黄金週間」こそ、自分に優しく過ごしてみませんか?
①深呼吸をして体の滞りを流す
②アロマやハーブなどの香りを味方につける
③趣味を満喫する
④運動や温泉、気の置けない仲間とお喋りする
以上のようなことがおすすめとされています(リンクサイト参照)。
漢方では、「氣の滞り」が大切とされていますので、どれも体と心に溜まった「氣」を流すことに繋がっています。特に深呼吸や香りを味方につける、などは毎日の生活に取り入れておきたいですね。この時期のお勧めは、ローズマリー(集中力を高める)とミント(リフレッシュ)です。女性は、ローズやゼラニウムで自律神経を整えるのも良いようですよ。和の香りでは、沈香(じんこう)などが匂いもきつくなく、雑貨屋さんで手に入りお香ビギナーにお勧めと言えます。
道端に見かける花…ひなげし(ポピー)の花言葉は…
この連休、曇りがちな日は自宅でリラックスしてから、お日様の下で癒しの花ポピーを眺める…などというのも楽しいかもしれませんね。
《参考文献・サイト》
俳句歳時記(角川学芸出版)
五行陰陽セラピーサロンle salon 香華(リンクサイト)