車中泊避難の注意点は?災害時に知っておきたい5つのポイントと事前の備え
車中泊避難では、暑さ・寒さへの対策やエコノミークラス症候群の予防、水分・トイレの確保、安全な駐車場所の選定などに注意が必要です。
また、避難先や自分たちの状況を自治体などに伝え、支援につながる状態にしておくことも大切です。
事前に必要な備えと避難中の注意点を確認しておきましょう。
暑さ・寒さへの備えをする
また、飲料水を車内に備蓄する場合は、高温での保管に対応した保存水を選ぶと安心です。車内を安全な温度に保てない場合は、無理に車内にとどまらず、冷房の効いた避難所などへ移動してください。
冬は低体温症に注意が必要です。毛布や寝袋、防寒具などをあらかじめ車に準備しておきましょう。
雪が積もっているときは、一酸化炭素中毒にも注意が必要です。車の周囲やマフラーが雪でふさがれた状態でエンジンをかけ続けると、排気ガスが車内に入り込む危険があります。
雪に埋まるおそれがある場合は、できるだけエンジンを切りましょう。防寒のため、やむを得ずエンジンをかける場合には、マフラー周辺をこまめに除雪し、排気口が雪でふさがれていないか確認してください。窓を開けていても安全とは限りません。
長時間、同じ姿勢で過ごさない
まずは平常時に、実際に車のシートを倒してみて、足を伸ばして休むことができるか確認しておきましょう。
避難中は、ときどき車の外に出て歩いたり、ストレッチをしたり、かかとを上げ下げしたりして、定期的に体を動かすことが大切です。あわせて、こまめに水分をとりましょう。
体調に異変を感じた場合は我慢せず、早めに医療機関や救護スタッフなどに相談してください。
水分やトイレを我慢しない
しかし、「トイレに行きたくないから」と水分を控えるのは危険です。脱水が進むと、熱中症やエコノミークラス症候群のリスクを高めることにもつながります。
携帯トイレやウェットティッシュなどを事前に車へ準備しておきましょう。
避難したあとは、使用できるトイレの場所を早めに確認しましょう。トイレを我慢しようとして水分を控えすぎないことも大切です。
安全な場所に車を停める
自治体が車中泊避難場所などを設けている場合は、できるだけ指定された場所を利用しましょう。普段から避難所や車中泊避難場所をハザードマップとあわせて確認しておくと、いざという時に役立ちます。
車を停める際には、災害や事故、防犯などのリスクがないかを確認してください。
たとえば、傾斜地や浸水のおそれがある場所、駐車場の出入口、人目の少ない暗い場所などは避けましょう。車のマフラー周辺がふさがれる危険がないかについても注意が必要です。
車の中だけで避難生活を完結させない
そのため、避難先や自分たちの状況を自治体や避難所などに伝え、支援物資や生活情報を受け取れるようにしておくことが大切です。
自治体などで避難者の登録受付が行われている場合は、登録しましょう。
また、必要に応じて避難所なども利用しながら、車の中だけですべてを済ませようとしないことが重要です。体調や周囲の状況が変化した場合には、無理をせず、より安全な場所へ移動してください。
もしもの車中泊避難 今のうちから備えを
いざという時に少しでも安全に過ごすためには、災害が起きてから考えるのではなく、「自分や家族が車中泊避難をすることになったら、どのように過ごすか」をあらかじめ想定しておくことが大切です。
必要な防災用品を車に備えるとともに、避難場所やハザードマップも確認しておきましょう。

