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10日 気温高めの傾向続く 関東はきょうも寒い 昼頃まで雨も

2020年12月10日06:55

日本気象協会 本社青山 亜紀子

きょう(10日)の日中の気温は、平年より高めの傾向。ただ、関東は昼頃まで雨の降る所があり、寒さが続きそう。

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北陸から北海道は雨や雪 関東も沿岸部で雨の所

きょう(10日)は、本州付近は高気圧に覆われて、東海から西は晴れるでしょう。ただ、日本海は気圧の谷となっていて、北陸は天気が下り坂。次第に雨の範囲が広がりそうです。東北の日本海側は断続的に雨や雪が降り、特に夕方かけては、カミナリを伴って降り方が強まる所もあるでしょう。太平洋側もすっきりしない天気です。北海道の日本海側は夕方まで所々で雪や雨が降り、太平洋側も一部で雪や雨が降るでしょう。

一方、関東も雲の多い天気が続いていて、けさは沿岸部の所々で雨が降っています。このあと昼頃までは雨のぱらつく所があるため、折りたたみの傘があると良いでしょう。沖縄も午前中を中心に雨が降りやすく、北よりの風がやや強く吹きそうです。

気温 きのうより高い所が多い

最高気温は、きのうより2度ほど高い所が多いでしょう。平年の気温と比べても高めの傾向が続きます。九州から東海は15度前後まで上がる所が多く、日差しのもとでは暖かく感じられるかもしれません。

この時期らしい寒さになるのは、関東や東北です。関東はきのうと同じくらいで、13度前後。日差しのある・なしで体感は変わりますが、日中も空気はヒンヤリしたままでしょう。東北はきのうほど気温が上がらず、一ケタの所がほとんどです。暖かい服装を心がけて下さい。

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