台風23号の暴風域に入っている八丈島 2週連続で最大瞬間風速40メートル超の暴風
八丈島 2週連続で最大瞬間風速40メートル超
八丈島では風の強い状態が続いていて、八丈島空港では最大瞬間風速42.7メートルの暴風を観測しました(午前6時15分)。
先週は台風22号が「非常に強い」勢力で八丈島を直撃し、八丈町で最大瞬間風速54.7メートルを観測。電柱が倒れたり、屋根が吹き飛ばされるなど大きな被害がでました。八丈島では、2週連続で最大瞬間風速40メートルを超える暴風となりました。
今後の見通し
伊豆諸島では、13日昼過ぎにかけて、吹き返しの非常に強い風が続くでしょう。このあと数時間は最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートルと、看板が落下するレベルの猛烈な風が吹くおそれがあるため警戒が必要です。
また、「台風は波にはじまり波に終わる」と言われます。伊豆諸島では13日夕方にかけて大しけが続く見込みです。13日に予想される波の高さは伊豆諸島で8メートルの予想。うねりを伴った高波に警戒が必要です。
少しの雨でも土砂災害に厳重警戒
伊豆諸島では先週の台風22号の直撃で、八丈島では9日の日降水量が337.5ミリと10月の平年1か月分の雨量の7割がザッと降りました。災害の危険度が高い状態が続いているところに、更なる大雨となっているため、今後は少しの雨でも土砂災害などに厳重な警戒が必要です。