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関東 あす7日 ヒンヤリ解消 来週にかけて広く夏日 熱中症注意

2021年09月06日16:17

日本気象協会 本社青山 亜紀子

あす7日(火)の関東は、日差しと半袖の陽気が復活。その後も蒸し暑くなるため、熱中症に注意を。

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朝から日差し 気温上昇

あす7日(火)の関東は、北海道付近から張り出す高気圧に覆われて、晴れるでしょう。雲の多い時間があっても、日中は日の差す時間が長くなりそうです。東京都心で日照時間(日が差す時間)が3時間を超えれば、8月30日(月)以来、8日ぶり。洗濯物も安心して外に干せるでしょう。

最高気温は、東京都心で26度、横浜は25度と、9月下旬並みの予想です。平年より低いですが、日差しのもとでは汗ばむくらいになるでしょう。9月に入ってから雨で気温が上がらず肌寒さが続いたものの、ようやく解消されそうです。昼間は「半袖」、朝晩は「カーディガン・薄手のジャケット」など、調節しやすい服装を選ぶと良いでしょう。

蒸し暑さが復活 熱中症注意

あさって8日(水)~9日(木)は広く雨が降り、まだ平年より気温の低い所がありそうです。それでも最高気温は27度前後の所がほとんどで、ムシムシと感じられるでしょう。その後、10日(金)は日差しがあっても、極端な暑さはなさそうです。ただ、30度くらいまで上がる日もありますので、喉が渇く前に水分をとるなど、熱中症にご注意下さい。

あす7日(月)は、二十四節気の「白露(はくろ)」。夜の気温が下がり、草花に朝露がつく頃で、ようやく本格的な秋の訪れを感じられるようになります。昼間はまだ暑い日が続きますが、少しずつ日を追って、さわやかな陽気へと変わるでしょう。

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