日本気象協会 tenki.jp

12日~15日 九州から東北で気圧変化が大きい 頭痛やめまいなどに注意

2025年04月09日09:32

日本気象協会 本社青山 亜紀子

明日10日(木)以降は、気圧変化による影響度が各地で「中」や「大」。特に気圧低下に伴う頭痛やめまいなど、症状が出やすい方はご注意を。

ポイント解説へ

気圧変化による体調不良に注意

明日10日(木)以降は、気圧変化による影響度が全国的に「中」または「大」となっています。日本付近を低気圧がたびたび通過するためで、気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。

12(土)から15日(火)にかけては、九州から東北で気圧下降による影響度が大きい日があります。福岡では、12日(土)からの3日間は気圧が上がったり下がったりと、変化が大きくなるでしょう。気圧が上がる場合にも、症状が出ることがあります。

13日を中心に雨・風が強まる

気圧低下とともに、広い範囲で雨が降るでしょう。

明日10日(木)は西から雨の範囲が広がり、昼頃には近畿や東海でも雨が降りだしそうです。沖縄は激しい雨の降る所があるでしょう。11日(金)は、東海から東北を中心に雨が降りそうです。

その後、いったん天気が回復するものの、13日(日)を中心に全国的に雨や風が強まるでしょう。北日本は低気圧の影響が長引きそうです。睡眠や食事をしっかりとって、気圧変化による体調不良の予防を心がけてください。

最新の記事(気象予報士)

関連リンク

日本気象協会 本社気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

青山 亜紀子

青山 亜紀子の記事一覧