台風22号 「強い」勢力に発達へ 九州・四国・本州に接近の恐れも 動向に注意
台風22号 発達し「強い」勢力へ 列島に接近の恐れも
台風22号は、今後も発達しながら西よりに進み、7日(火)は日本の南で暴風域を伴うでしょう。8日(水)には「強い」勢力に発達し、次第に進路を北よりに変える見込みです。まだ予報円が大きく、進む速度や進路の予想に幅があるような状況ですが、南西諸島や九州、四国、本州付近に接近する恐れがあります。
台風の進路によって影響が大きく変わってきそうです。最新の台風情報のご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。
台風が近づくと波はさらに高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
台風の大雨 土砂災害から身を守るための情報
1つめは、住んでいる場所(今いる場所)が、土砂災害が発生しやすいかどうか、確認することです。都道府県や国土交通省のホームページを見て、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」となっていれば、土砂災害の恐れがあります。ただ、土砂災害警戒区域でなくても、近くに「がけ」がある所は、注意が必要です。
2つめは、雨の情報を確認することです。パソコンやスマホで、雨雲レーダーを見ると、雨雲の様子を確認できますし、気象庁のホームページなどでは、「どれくらい雨が降ったか」という情報だけでなく、「土砂災害警戒情報」が発表されている所もわかります。土砂災害警戒情報が発表されたら、自治体からの避難指示の発令に特に注意しながら、安全な所へ避難してください。
