2025年10月01日07:31
今日1日の関東地方は雨が降り、局地的には激しい雨。低い土地や地下施設への浸水、川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してください。気温は前日より下がり、空気ヒンヤリ。
今朝(1日)の関東地方は、広い範囲で雨が降っています。千葉県君津市では1時間に26.0ミリ(~5:19)と、どしゃ降りになった所がありました。
このあとも、関東の南を進む低気圧や上空の寒気の影響で、断続的に雨が降るでしょう。夜遅くにかけては、雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。今日1日に予想される1時間降水量(多い所)は、関東南部と伊豆諸島で40ミリ。明日2日午前6時までの24時間降水量(多い所)は、関東南部と伊豆諸島で80ミリの予想です。
低い土地や地下施設への浸水、川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してください。午前7時現在、関東全域に雷注意報が発表されています。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
雨の影響で、気温は朝からほとんど上がらないでしょう。東京都心は午前0時1分に23.6℃を観測し、午前6時には20.5℃と、朝にかけて気温が下がり続けました。日中は21℃~22℃くらいで経過する所が多く、昨日(9月30日)に比べると5℃以上低い所がほとんどでしょう。
また、北よりの風が吹くため、実際の気温よりもヒンヤリ感じられそうです。昼間もカーディガンや薄手のジャケットなど、服装でうまく調節してください。
天気急変のサインは、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、天気急変のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのもサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には注意が必要です。