2018年07月03日12:29
3日の道内は、北海道付近に停滞する活発な前線と暖かく湿った空気の影響で、日本海側北部を中心に大雨となりました。明日4日から明後日5日にかけても、次々と活発な雨雲が流れ込み、大雨となる恐れがあります。
北海道付近は太平洋高気圧の縁に当たっており、湿った空気が入りやすく雨雲の通り道となっています。気象衛星ひまわりの画像では、その様子が良く分かるのではないでしょうか。
大雨をもたらせた雨雲は北海道の東へ抜けましたが、津軽海峡の西には次の雨雲の塊が見られます。また西日本には台風本体や台風を取り巻く活発な雨雲が控えています。
津軽海峡付近の雨雲は今夜から明日4日にかけて北海道を通過します。また台風やそれを取り巻く雨雲は明日4日夜から明後日5日に北海道付近に接近する恐れが出てきています。
今回の大雨で地盤が緩んでいることが考えられます。
また、河川の水が引ききらないうちに次の雨が始まる恐れがあるため、がけ崩れなどの土砂災害、また河川の増水・氾濫などには引き続き厳重な警戒が必要です。
気象台から発表される気象情報や、自治体などから発表される河川の氾濫情報、避難情報などに十分留意して下さい。川があふれたりした場合や、夜間の避難は危険を伴います。早めに準備し、自主的に避難することも大切です。