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きょう16日(水)の花粉情報 九州~関東は「少ない」予想も 関東では注意が必要

2022年02月16日06:02

日本気象協会 本社久保 智子

きょう16日(水)の花粉の飛散量は、九州から関東で「少ない」予想。関東では晴れて気温が高いため、花粉の飛びやすい条件に。しっかりと対策を。

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関東は「少ない」」予想でも要注意

きょう16日(水)の花粉の飛散量は、九州から関東で「少ない」予想です。

ただし、きょう16日(水)の関東は、晴れて、空気が乾燥し、最高気温は10℃を超える所が多いでしょう。少なからず、花粉が飛びやすくなりますので、油断は禁物です。お出かけの際は、しっかりと対策をされた方が安心です。

外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク
マスクをすると、花粉を吸いこむ量をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ 衣服の素材
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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日本気象協会 本社気象予報士/防災士/熱中症予防指導員

久保 智子

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