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3日 西日本・東海エリアの天気と注意点

2018年08月03日09:33

日本気象協会 関西支社下福 美香

3日の西日本・東海エリアは、内陸部を中心に猛暑が続くでしょう。午後は山沿いだけでなく、平野部でも雨や雷雨となる恐れがあります。被災地では少しの雨でも災害につながる恐れがあり、注意が必要です。

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平野部でも雨や雷雨の恐れ

きょう3日は、晴れる所が多いですが、午後は大気の状態が不安定になり、山沿いで雨雲が発生するでしょう。中国山地沿いでできた雨雲が北よりの風に流されて、岡山県や広島県の平野部でも雨や雷雨となる恐れがあります。長い時間雨が降り続くことはなさそうですが、一時的に激しく降る恐れもあります。北の空が急に暗くなってきたら、作業を切り上げ、建物の中へ移動するようにしてください。

猛暑まだまだ続く

きょう3日も、内陸部を中心に猛暑が続くでしょう。きのう2日は、岐阜県多治見市で40度2分まで気温が上がりました。きょう3日も、東海地方の内陸では40度近くになる恐れがあります。命に関わる危険な暑さですから、できるかぎりの熱中症対策を行ってください。この猛暑は、少なくともこの先一週間は続く見込みで、お盆のころにかけて続く可能性もあります。バランスのよい食事や、睡眠をしっかりととることも大切です。長い目でみる、熱中症への対策も心がけましょう。

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下福 美香

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